最強機 VS 大物車 -③ | 安芸もみじ / Historys, Trains, Townbikes - Hiroshima JAPAN

最強機 VS 大物車 -③




今日は仕事の都合もあっていつもより遅い更新となってしまいましたが、京都鉄道博物館・EF200 & シキ800の特別展示初日の最終回です。

珍しく写真を3枚もズラズラと並べて始りましたが、1枚目の写真はD51の第3動輪越しに見る、EF200-2号機とシキ800です。

そしてシキ800の車輪2枚ですが、D51の動輪の横は大正時代の客車の車輪で、シキ800の奥に見えるのは、EF200の動輪です。



こうして見ると、蒸気機関車の動輪は別として、車輪の大きさは大正時代も今の機関車の動輪も、そして大物車の車輪も大きさは変わらないことが判ります。

台車は一見すると普通の形状に見えますが、軸重の負担軽減に特化しており、高速走行用ではありません。

前回の記事で8軸16輪 × 2と記しましたが、実際に8軸16輪ではカーブやポイントを渡れないので、2軸4輪の台車が4つ連なっています。



2軸4輪の台車を履く梁台車が1組で8軸16輪となり、その梁台車の上に貨車の本体が載っている仕組みで、それが前後となって16軸32輪の車両となっています。

そのため、連結器から連結器までの全長が、空車状態の最短長で25m80cmで、積載限界一杯の11m12cmの荷物積載時、その最大長は33m55cmとなります。

25m80cm + 11m12cm = 36m92cmとなる訳ではない所も、その設計の緻密さがうかがえます。



線路にも建築基準法に相当する決まりがあって、その中に車両限界と言うものがあります。

レールの上を車両が走る際に、プラットホームや架線柱などと衝突しないように、きっちり寸法が決まっているのですが、カーブだと車両の両端が外側に、中央は内側に大きくはみ出してしまうため、特に重要な決まりです。

はみ出る長さは車両の全長に比例するので、在来線の車両はおおよそ21mまでに保たれて設計されます。



シキ800の最大長は先述の通り約34mに及びますが、その特異な台車の履き方からカーブレールのライン上を、弧を描いて通過するので、車両限界内に収まります。

それ故に遠心力に影響を受けやすいので、安全対策として空車の時には75km/hに、積載時には45km/hに速度が制限されていました。

と、シキ800について語れることは以上で、興味のある方はWikipediaなどを参照して下さいませ。



EF200も車内見学が可能で、1位側から乗車して機械室を通って2位側から降り、記念のクリアファイルやパンフレットがもらえたので、私も乗りたかったのですけど。

初回でも言いました通り、微熱があって強引に訪問した結果、途中から本格的な発熱と頭痛で。

『次の受付は16時からです』との案内に『1時間半以上も待って、それから並ぶのはムリ』と、根を上げてしまい、断念してしまいました。

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永遠の愛を誓い合った夫婦でも、その誓いは破られることも多いですよね。


理想の芸能人夫婦なんて、存在しようがありませんよ(笑)


そんなコトよりも、帰りの新幹線で他の乗客さんたちはみんな、セーター着てたりコート着たまんまだったり・・・・。


私は寒気を通り越して、身体が熱って火照って、まるで拷問みたいな汗ダクで(笑)


下着にTシャツきていたので、1人だけ夏のような薄衣で過ごしました。


暖房の効いた車内で汗をいっぱいかいたそのお陰でしょうか、帰宅した頃には熱も下がってました(喜)


もちろん、風邪薬の効果もあったんでしょうけど。


ー追伸ー


11月16日から24日までEF200ー2号機と共に展示されたシキ800は、翌日の25日に静態保存機であるD51ー1号機と連結して、屋外展示されたそうです。


そして27日には返却回送されましたが、その牽引機にはゼロロク唯一の稼働機であるEF66ー27号機が、京都貨物ターミナルから川崎貨物ターミナルまで担当し、東海道本線を東上したそうです。


JR西日本・JR貨物による、シキ800の最後の晴れ舞台に、粋な計らいを贈ったようです。


通常はこういう写真の拝借はしないのですが、今回だけ"鉄道ファン・railf.jp"から引用させて頂きました。


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