2019初秋の北海道観光列車紀行⑨幻の音威子府そば | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

帰りの4号までの間は34分しかないので、さっそく音威子府駅の名物を食べに行きます。

すでにその店には行列ができていました…

 

それがこちら。常盤軒という駅そば屋です。

ここは「日本一うまい駅そば」と呼ばれており、全国にファンを持つ有名な駅そば屋。

音威子府駅に発着する列車が少なく、旭川からも離れていて訪れるのが困難、さらに営業時間が短く臨時休業もあることから、なかなか食べることのできない幻の駅そばとしても知られています。

 

今回食べたのはこちらの天玉そば。

 

音威子府駅そばの特徴はこの麺の黒さ。

強いそばの味が感じられる、そんな麺です。

これはまた食べに来たいと思わせられる味ですね…♪

 

食べ終わった後はご当地入場券を購入し、

 

これまた訪れてみたかった場所へ。

駅舎の中にある「天北線資料室」。

 

天北線はここ音威子府と南稚内の間を宗谷本線とは別のルートで結んでいた路線で1989年廃止されました。

もともとは宗谷本線の一部でしたが、現ルート開業とともに分離。

廃止時まで優等列車である急行「天北」が運行されていた珍しい路線です。

 

ここはそんな天北線にまつわる資料が展示されています。

 

時間がなかったので少ししか見ることはできませんでしたが…

さて、そろそろ帰りの4号に乗る時間がやってきました。

 

画像奥が稚内方面。ここから稚内まではまだあと130kmほどあります。

最北の地へ行ってみたくはありますが、今回は風っこそうやに乗車することが目的なので、このまま引き返します。

 

それでは、次回からは帰りの風っこそうや4号の様子をご紹介します。