今回は名古屋と馴染み深い「トヨタロングパスエクスプレス」と名鉄3300系がデビューした記念日にちなんで、両者について軽くご紹介させていただきます。

【トヨタロングパスエクスプレス】
2006年11月15日に、トヨタロングパスエクスプレスの運転が開始されました。
「トヨタロングパスエクスプレス」は、トヨタ自動車系列工場で生産された部品を、トヨタ自動車東日本(旧・関東自動車工業)岩手工場がある岩手県胆沢郡金ケ崎町へ運ぶため、名古屋南貨物駅(名古屋臨海鉄道)と盛岡貨物ターミナル駅の間を1日2往復運行する貸切貨物列車で、同工場への部品輸送量の約8割を担っています。

名古屋臨海鉄道の名古屋南貨物駅から東海道本線・武蔵野線・東北本線を経由して運行される「トヨタロングパスエクスプレス」の列車種別は、最高速度100km/hの高速貨物列車で、名古屋南貨物駅から盛岡貨物ターミナル駅までの所要時間は15時間から20時間です。

トヨタのコンテナで埋め尽くされた「トヨタロングパスエクスプレス」は、福山通運の貸切貨物列車「福山レールエクスプレス」などのように圧巻です

【名鉄3300系】
2004年11月15日に3代目名鉄3300系が営業運転を開始しました。
名鉄300系(上写真)をベースに設計された3300系は、空調設備に集中式を名鉄で初めて採用した車両で、2004年から2019年にかけて4両編成15本が製造されました。

2004年11月27日からは、3300系の2両バージョンである3150系がデビューしました。

この形式が登場した事で長きに渡り名鉄で活躍した5500系・6000系・7500系などを置き換えました。
名鉄5500系
名鉄6000系
名鉄7500系
2004年秋から14年半の長きに渡って3300系の導入が続きましたが、新形式9500系の導入が発表されたため、3315編成を最後に製造終了となる見込みです(画像は名鉄プレスリリースから)

11月15日は、こんな出来事がありました。

今日も皆様にとって素敵な1日になりますように⭐

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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