写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1047列車 「 回4-2 シキ800形(B梁)の返却回送を狙う 2019・秋 伯備線紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

「うンチ 650円」と書かれた看板を運転中に

目撃してしまい思わず、

え!?そんなん売れるんですか?と慌てました

本日の昼下がり。

 

冷静に見るとすぐにあぁ、と読み間違えに

気付くのですが、何せ瞬間的に脳内で驚きに変わり

世の中には※1「お嬢様の聖水」だかいうドリンクも

あるくらいだしなぁ、と納得までしてしまいました。

 

 

実際の所、意図的に文字の形を「う」に

近づける事で、意味を通じさせつつインパクトを

与えるテクニックなのかも知れません。

 

確かにあの看板の衝撃は忘れ難いものを感じますが

同時に昼食には些か抵抗のあるインパクトなので

他のお店にしちゃう可能性の方が高そうでした…

 

 

※1…誤解を招く恐れがある為に注釈致しますが、

聖水ドリンクはお嬢様への美肌効果などを歌った

飲料でございます。

 

 

さて、今回の更新は伯備線紀行の第3回、

最終回でございます。

 

メイン会場の第2高梁川橋梁を後に致しまして

次なる撮影地を目指します。

 

伯備線に沿って伸びます国道180号線は

片側1車線の道でして、追い越しも出来ないので

前を走る車に合わせたペースで移動となります。

 

列車は備中高梁にて停車しておりますので、その間に

ちょちょーっと距離を稼ぎ、次なるポイントへ。

 

 

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2019-11-10 9182列車  備中広瀬ー美袋

道中に鉄さんが何人か陣取っていらっしゃる

場所を見つけ、良い光線が射していた事も受け

こちらへ布陣する事に致します。

 

ほぼ順光の光線がDE10の面に陰影を刻み

恰好良さを引き立たせます。

 

 

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2019-11-10 9182列車  備中広瀬ー美袋

 引いた構図絵でもう一度。

 

ここも複線区間でして、架線柱がシキに

掛かるのですが概ね満足のいく構図での

撮影が出来ました。

 

列車はここから先、倉敷までは

ノンストップとなります。

 

そこで、ラストカットを山陽本線区間

狙うべく、倉敷と岡山の間にございますポイントへ

向かう事と致しました。

 

 

間に合うかどうかギリギリのタイミングとなる

賭けだったのですが、ナビが提示する怪しげな道を

信じて進みますと高速のICへ近道で辿り着けました。

 

 

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2019-11-10 381系特急やくも  中庄ー庭瀬

総社のICから岡山道へ乗り、一気に

やって参りましたのが私も以前に訪れました

カニワのストレートでございます。

 

現着時にやって来た特急やくもを、まずは

練習電として狙いました。

 

この後にシキがやって来る筈、と思って

待っておりますと…

 

 

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2019-11-10 213系2連  中庄ー庭瀬

 213系の普電がやって参りました。

 

115系や213系など、国鉄時代の車両が

今でも活躍します岡山地区ならではの

普電でございますね。

 

 

線路の向こう側では、野焼きが行われており

列車に白い煙がかかってしまうのが

少々気になります。

 

 

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2019-11-10 9182列車  中庄ー庭瀬

定刻よりも若干遅れてやって来ました

特大貨物輸送の回送列車でございます。

 

西日を背にして最後の使命を果たす為に進む

シキの姿は、どことなく哀愁を誘います。

 

 

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2019-11-10 9182列車  中庄ー庭瀬

もうもうと吹き上がる野焼きの煙を背景に

DE10 1561がシキ800形を牽引して進むシーンを

ラストカットに決める事が出来ました。

 

これ、野焼きが無かったら背景の巨大建築物が

主張を強めますので煙って良かった様に思えます。

 

 

更新記事3回分、実に満足のいくシキ800形の

追っ掛けツアーとなりました今回の伯備遠征。

 

長駆の運転をご担当いただきましたブログ友氏、

撮影地へのエスコートをいただきました大御所氏の

両名に心から感謝申し上げます!

 

道中の車内で繰り広げられました鉄談義などの

時間が何よりも楽しく、素敵な休日になりました。

 

 

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2019-11-10 9182列車  中庄ー庭瀬

オマケ。

 

次は関西でお会いしましょう!と万感の思いを込めて

シキ800形を見送りました。

 

埋もれた草越しにシキと交わした約束は

この二日後に果たされる事となります。

 

 

この後、現地でお会いした鉄さん方にご挨拶をし、

岡山を出立して関西へと戻ったのでございます。 

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!