この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
「うンチ 650円」と書かれた看板を運転中に
目撃してしまい思わず、
え!?そんなん売れるんですか?と慌てました
本日の昼下がり。
冷静に見るとすぐにあぁ、と読み間違えに
気付くのですが、何せ瞬間的に脳内で驚きに変わり
世の中には※1「お嬢様の聖水」だかいうドリンクも
あるくらいだしなぁ、と納得までしてしまいました。
実際の所、意図的に文字の形を「う」に
近づける事で、意味を通じさせつつインパクトを
与えるテクニックなのかも知れません。
確かにあの看板の衝撃は忘れ難いものを感じますが
同時に昼食には些か抵抗のあるインパクトなので
他のお店にしちゃう可能性の方が高そうでした…
※1…誤解を招く恐れがある為に注釈致しますが、
聖水ドリンクはお嬢様への美肌効果などを歌った
飲料でございます。
さて、今回の更新は伯備線紀行の第3回、
最終回でございます。
メイン会場の第2高梁川橋梁を後に致しまして
次なる撮影地を目指します。
伯備線に沿って伸びます国道180号線は
片側1車線の道でして、追い越しも出来ないので
前を走る車に合わせたペースで移動となります。
列車は備中高梁にて停車しておりますので、その間に
ちょちょーっと距離を稼ぎ、次なるポイントへ。
道中に鉄さんが何人か陣取っていらっしゃる
場所を見つけ、良い光線が射していた事も受け
こちらへ布陣する事に致します。
ほぼ順光の光線がDE10の面に陰影を刻み
恰好良さを引き立たせます。
引いた構図絵でもう一度。
ここも複線区間でして、架線柱がシキに
掛かるのですが概ね満足のいく構図での
撮影が出来ました。
列車はここから先、倉敷までは
ノンストップとなります。
狙うべく、倉敷と岡山の間にございますポイントへ
向かう事と致しました。
間に合うかどうかギリギリのタイミングとなる
賭けだったのですが、ナビが提示する怪しげな道を
信じて進みますと高速のICへ近道で辿り着けました。
総社のICから岡山道へ乗り、一気に
やって参りましたのが私も以前に訪れました
ナカニワのストレートでございます。
現着時にやって来た特急やくもを、まずは
練習電として狙いました。
この後にシキがやって来る筈、と思って
待っておりますと…
213系の普電がやって参りました。
今でも活躍します岡山地区ならではの
普電でございますね。
線路の向こう側では、野焼きが行われており
列車に白い煙がかかってしまうのが
少々気になります。
定刻よりも若干遅れてやって来ました
特大貨物輸送の回送列車でございます。
西日を背にして最後の使命を果たす為に進む
シキの姿は、どことなく哀愁を誘います。
もうもうと吹き上がる野焼きの煙を背景に
DE10 1561がシキ800形を牽引して進むシーンを
ラストカットに決める事が出来ました。
これ、野焼きが無かったら背景の巨大建築物が
主張を強めますので煙って良かった様に思えます。
更新記事3回分、実に満足のいくシキ800形の
追っ掛けツアーとなりました今回の伯備遠征。
長駆の運転をご担当いただきましたブログ友氏、
撮影地へのエスコートをいただきました大御所氏の
両名に心から感謝申し上げます!
道中の車内で繰り広げられました鉄談義などの
時間が何よりも楽しく、素敵な休日になりました。
オマケ。
次は関西でお会いしましょう!と万感の思いを込めて
シキ800形を見送りました。
埋もれた草越しにシキと交わした約束は
この二日後に果たされる事となります。
この後、現地でお会いした鉄さん方にご挨拶をし、
岡山を出立して関西へと戻ったのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!