【IKEBUS】池袋を走る真っ赤なバス、イケバスを分析!!<後編> | 鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

観光列車、フェリーなど乗り物旅や美味しいお店の訪問記を書いています。
ローカルを存分に味わい、癒される旅が大好きな「関西の旅好き人」が書く、趣味や旅を綴ったお気楽なブログです。

今年11月に東京都豊島区で登場した、

水戸岡デザインの新しいバス

IKEBUS(イケバス)の2回目です。

(前はこちら

 

 

 

前回は外装(ボディー)について書きましたが、

今回は内部について書きたいと思います。

 

※運行準備が急ピッチで行われており、

記事を書いた時点から発表までにも変更が生じている可能性がありますことをお許しください。

※見学時にお聞きした内容や各方面からの資料・記事や質問を送付して返答を頂いたのをまとめております。
誤りがあれば訂正させていただきますのでお手数ですがご連絡くださいませ。
また、記事は随時、修正をさせて頂く場合があります。
予めご了承ください。

 

■制服&バス停

制服も水戸岡鋭治さんプロデュースです。

それ以外にもバス停もプロデュースらしいですが、どんなものかはわかりません。

(バス停上部にはふくちゃんが居るということだけ判明してます)

 

撮影にご協力いただきました。

運行前でちょっと緊張が伺えます・・・

 

■内装もワールド

①出入り口

乗降口は前方の一つのみ。

横幅は1.5人分くらいはあります。

巨漢の方でも大丈夫と思います。

 

ただ、天井は低め。

背の高い人はスレスレですが、

出っ張りは無いので問題ないと思います。

 

②精算機

乗降口の右に精算機があります。

料金は一律料金です。

ICカードでの支払いは準備中だそうですが、もしかしたら路線バス運行までに可能になるかもしれないとのこと。

 

精算機の高さが低いということから、

確か乗車時に支払うことになるはず・・・


車内から精算機を使うには低すぎて難あります。

 

ちなみに料金についてですが、

公共交通ですから、無料でも?と思うのですが、現在の交通機関に影響を与えないようにするためと路線維持のための有料とのことです。

 

③客室部

運転席側から後方を見た様子です。

後部は、車いす用の電動リフトになっており、

赤いシートで搬入機器がカバーされています。


最近の水戸岡デザインにあるまだら模様とJR九州色など過去作品のすべてが集まっているような気がします。

 

 

 

後方から運転席(前方)をみた様子

天井も赤色で統一されています。

運行情報を表示するモニターがあります。

 

窓は2段窓の上部のみ開閉式(写真では全て開いています)

 

開放感が十分あります。

 

④窓の上

スポンサー広告が。

車内はまだスッキリしていて、紙ベースの広告などがなさそうです。

かわりにスポンサーの名前が貼ってあります。

 

 

池袋の大型店舗名が並んでいますが・・・

 

「dwango」の名前がありますが、会社は池袋じゃないはず???

イケバスの何らかの部分で協力されているのでしょうか?

 

⑤座席

電気(EV)バスで重量の問題もあるのでベンチシート。

しかし、座面はしっかりクッションになっています。

各車、柄の組み合わせが違うそうです。

 

座席は14人分あります。(ちなみに定員は22人)

それぞれ、トランプのマークが組み合わさっていてオシャレです。

 

⑥床

 

最近の水戸岡デザインによく導入される、

箱根寄木細工

床に寄せ木細工を用いたのは、

確か、伊豆急のロイヤルエクスプレス(乗車記はこちら)からだったような気がします。

 

この写真だけで水戸岡ワールドです!

 

⑦運転席

運転席は至ってシンプル。

EVのモータ車ですのでアクセルとブレーキしかありません。

ボディーが小さいながらも、ちゃんと周辺モニターもあります。

 

■安全対策

①登り道でも19Km/hは確保できる設計になっている

②路線バス運行の際は、

・大きな交差点では右折しない

・人通りの多いところは警備員などの監視員を配置する

ということを徹底するようです。

 

低速走行で渋滞や事故を招いたりすると大変なことになりますからね。

 

運行開始が遅れているのは、こういった点の各所調整もあるようです。

 

 

■知ったことなどなど

種車のeCOM-10の天井にはソーラーパネルがありますが、イケバスにはありません。

車内天井には液晶パネルがあり、スクリーンとして映すことができます。(撮影時は真っ黒でした)

イケバス10台製作する予定ですが、まだ全て出来上がっていません。

(2019年11月5日現在)

貸切は豊島区民だと割引があります(5000円)

1両3000万円! しかしデザイナーに依頼してオリジナル製作した料金では安いほう。一部パーツやデザインの工程を他の水戸岡デザイン車両と共通化してコストダウンを図ったそうです。

 

 

■パンフレット

撮影前日の展示イベントで配布されたパンフレットを頂きました。

 

 

 

さて、2回に渡ってご紹介したイケバス

いかがだったでしょうか?

 

今回、私の希望を叶えてくださった、

としまアートカルチャーまちづくり協議会(としまアトカル協議会)の小林様、

そして、現地でご協力頂いたスタッフの皆様、

この場を借りて厚くお礼を申し上げます。

 

 

★貸切運行を検討したい方は・・・

一般社団法人
としまアートカルチャーまちづくり協議会

 事業推進部 小林様

TEL  03-3983-2366

http://t-artculture.jp/

までお問い合わせください。

 

「関西の旅好き人のブログを見た!」と言っていただければ幸いです。

 

※運行に関する問い合わせや業務に支障が出る内容はお控えください。

 

 

 

【関連サイト】

◆路線図・時刻表

Willer特設サイト→http://travel.willer.co.jp/ikebus/

◆豊島区特設HP

#ikebukurored→https://ikebukuro.red/

 

次回は、新たな乗車記ですよ~

 

関西の旅好き人 のブログは、

毎週曜日、曜日に更新しています

 

フォロー大歓迎!爆  笑

フォローしてね

 

注意最新情報やブログに載せれない写真は、

Twitterや Instagram に掲載しています

こちらもフォローしてくださいねOK