(Pentax K-1・PENTAX-D FA28-105mm・F5.6・1/500秒・2019.8.19)
三陸海岸をたどる旅は、その13まででご紹介しました。
4日目の8/19(月)は盛岡から寄り道旅です。
☆JR東日本田沢湖線
盛岡→田沢湖 40.1km
さて時刻は朝5時を回ったところ。盛岡駅前です。
田沢湖線で仙岩峠を越す普通列車は1日3.5往復。
1日1.5往復になってしまった日豊本線の宗太郎越えには負けるものの、なかなか難易度の高い路線です。
一番列車の大曲行きは、堂々の6連!と思いきや後の4両は回送扱いです。
それでは出発。
しばらく進むと東北新幹線の高架が近づいてきて、やがて連絡線が分岐します。
こちらも高架へ上がり、新幹線のレールに合流します。
日の出の時刻は過ぎてますから、晴れていれば岩手山が見える車窓もこの通りどんよりしています。
4年前に乗った旅記録144号車ではしっかり見えていたので、今回は残念・・・。天気運も尽きてしまったか。
それでも曇り空の下をたんたんと進んで、赤渕に到着です。
数名のギャラリーが見守る中、後4両の解放作業が始まりました。
電気連結器を装備してるので切り離しはあっと言う間。
夏でも律儀に雪よけカバーが取り付けられます。
折り返しの盛岡行きを置き去りにして赤渕をあとにします。
すぐに雫石川を渡ると、国境越えに向けて22‰の急坂を登ります。
6分ほど登り続けて、大地沢信号場を通過。
客扱いのない信号場とは言え係員用のホームと小さいながら駅名標があって、ちゃんと停車場ですね。
仙岩トンネルへ入りました。
東北地方の背骨にあたる奥羽山脈を3,915mのトンネルで抜け、1.5kmほど進んで志度内信号場。
雪深いロケーションですから、どちらの信号場もがっちりとした雪覆いが分岐器を守っています。
今度は生保内川の谷を下ってゆきます。志度内も生保内もおそらくアイヌ語由来かと。
「ナイ」は小さな川や沢を表します。
岩手県側はどん曇りでしたが、後方からキラキラと朝陽が差してます。
坂を下りきって田沢湖に到着。
そのまま乗っていてもいいのですが、時間調整で途中下車します。
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