東海道新幹線に乗車すると、熱海と三島の間の長いトンネルを通ります。新丹那トンネルです。
8キロ近くに及ぶ暗闇から響き渡る轟音は関東地方と東海地方との境界を乗客に知らせてくれます。
鉄道に興味がなくともこのトンネルで旅の始まりや終わりを感じた方も多いと思います。
在来線側の丹那トンネルは開通によって時間短縮を実現し日本の大動脈東海道本線を支え続けています。
大変な難工事で7年を予定していたものが16年かかり、67名もの犠牲者が出てしまいました。
(なお新丹那トンネルの工事も21名の方が亡くなっています)
筆者は青春18きっぷで関東から関西に移動する途中、丹那トンネル工事の函南側の慰霊碑を訪問しました。
いつも快適で安全な旅をさせてもらっているのも犠牲になった方々のお陰と思うと感謝の気持ちを伝えたくなった次第です。
熱海側にも丹那神社として慰霊施設がありいずれ訪れたいものです。
函南(かんなみ)駅は丹那トンネル開通と同時に誕生した駅です。
熱海駅と三島駅という二つの新幹線停車駅に挟まれたローカル駅です。
長いトンネルがあるため駅の規模の割に施設が充実しています。
駅から歩いて数分で慰霊碑に続く小道を発見。
裏側のお名前も拝見させて頂きました。
日本の交通を支えてくださりありがとうございます。
これからも見守っていてください。
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