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わくわく団らん(サワ座)◆データファイル(2024-03)

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わくわく団らん(サワ座) ら・わ行

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わくわく団らん号の簡単な解説

◆JR西日本・金沢支社のジョイフルトレインで12系を改造したお座敷客車である。12系800番代。元々は公式の愛称のないお座敷列車として運用され「サワ座」との通称で呼ばれていた。

EF64ユーロライナー色・わくわく団らん

EF64ユーロライナー色・わくわく団らん

その後1993年に、大幅なリニューアル工事を実施し、編成の両端にはガラス張りの展望室を設けたり、4号車をフリースペースのイベントカーとするなどの改良を図り、同時にこの愛称「わくわく団らん」号として活躍するようになった。1人あたりのスペースを広くとる改造工事を実施したため定員数はかなり減少した。リニューアル工事が「運用しながら実施」されたのが面白いところで、その際引き継がれた車両は6両中4両。2両は別のものに入れ替えられた。

わくわく団らん(サワ座)

わくわく団らん(サワ座)

展望車両の形状は「あすか」に準じたスタイルが採用され、並べると(カラーリングはともかく)非常によく似ていた。
愛称を得てからは約13年、その前からの通算では約24年にわたり活躍した。

※画像提供:amanogawa_exp様

「サワ座」および「わくわく団らん」のデータファイル

【登場時: 1982年7月】運転区間:国鉄・金沢鉄道管理局を中心に活躍
・   使用車両:(6両)

【1987年4月】JR西日本に継承される。
【 同年12月】カラーリングを変更。

・・・・・・・・
【1993年12月】リニューアル工事が完了し「わくわく団らん」の愛称を正式に与えられた。
【2006年】引退。

「サワ座」時代の編成

※(号車→種車→車番→愛称→定員)
【1号車】スハフ12-9 ⇒スロフ12-813「若狭」(44人)
→ → →「わくわく」に使用されず。
【2号車】オハ12-62 ⇒オロ12-825「越前」(46人)
→ → →「わくわく」2号車
【3号車】オハ12-63 ⇒オロ12-826「加賀」(46人)
→ → →「わくわく」に使用されず。
【4号車】オハ12-64 ⇒オロ12-827「能登」(46人)
→ → →「わくわく」3号車
【5号車】オハ12-65 ⇒オロ12-828「越中」(46人)
→ → →「わくわく」5号車
【6号車】スハフ12-10 ⇒スロフ12-814「越後」(44人)
→ → →「わくわく」1号車

「わくわく団らん」時代の編成

【1号車】スロフ12 814 (24人)
【2号車】オロ12 825 (32人)
【3号車】オロ12-827 (32人)
【4号車】マロフ12-853(フリースペース)
→ → →(種車スハフ12-105)
【5号車】オロ12 828 (32人)
【6号車】オロフ12-801(24人)
→ → →(種車オハ12-1002)

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