こんにちは。

今日は先日大宮の鉄道博物館へ行った際撮影してきたED75写真をUpしてみたいと思います。

長年実車走行の姿を撮影してきたED75を間近でじっくり見てみたい..私的に鉄博訪問の一番のお目当てでした。

ED75 775 生え抜きで秋田に所属し、活躍した1両が収蔵されています。

ヘッドマークは”あけぼの”、この列車も随分狙いに行きました。

 

実車は沢山撮影していますが、こんなに間近に下から見る機会は無かったですね。[秋]の区名札も健在。

 

2End側はテールライト点灯です。

 

700番台の特徴、すっきりした屋根に載るPS-103パンタグラフ。この高さに固定してあるんですね。

 

博物館内ならではのライトで機番、銘板を...

 

とじっくり見ながら撮っていたのですが、はたと思ったのが重連総括用のジャンパ栓。

本体も..

解放栓受けも読み取れる形式は”KE77A”

 

実は私、ずっとKE70装着だと思っていました。今も手元にありますが、157号機の”顔”写真に矢印で”KE70”と文字挿入されている古い文献があって、これが正しいと思い込んでいました。

しかし実車はKE77、あれ?と思って過去の雑誌をひっくり返したり、”電気機関車形態構造事典”なる書物を見つけて購入~確認したりしたところ、どうやらED75に関してはKE70は誤記、KE77が正しいようです。複数のKE77表記の文献が見つかり、そもそも鉄博の実車がKE77装備ですからね。

一方DD51やED79はKE70、EF64-1000にはKE70と77が並べて装備されている..どうやら重連総括時の信号をやり取りするジャンパ栓は2種類あるようです。(その昔はKE63もあったとか。)

形状の微妙な違いも分かってきましたが、どう使い分けているんだろう?

現役時代はジャンパ栓の銘板など読める機会は無かったので、博物館ならではだなー と思った次第です。

鉄博へ行ってこんなことを勉強することになるとは思いませんでした。ED75に限らず、色々と発見があったように思います。

 

これまでED75の重連総括ジャンパ栓=KE70で何度か記事を書いていますが、誤記ですので順次正しい

表記に書き換えさせていただきます。誤った表記をしてしまいすみませんでした。

ジャンパ栓についてはまた改めて書いてみたいと思います。

P.S.ジャンパ栓をしつこくUpで撮影していたのは私だけだったかも..(笑)。

 

鉄博のED75は以前運転席に上がれるとの記載を見たことがあり、これも楽しみの1つだったのですが実際は閉鎖されていました。係りの方に聞いてみたところ、

”部品の盗難があったので閉鎖している。もう解放しないんじゃないかな?”とのことでした。

なんてこった、こんな理由で見れないとは..

 

以上鉄道博物館のED75とジャンパ栓関連のネタ、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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