【IKEBUS】池袋を走る真っ赤なバス、イケバスを見てきた<前編> | 鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

観光列車、フェリーなど乗り物旅や美味しいお店の訪問記を書いています。
ローカルを存分に味わい、癒される旅が大好きな「関西の旅好き人」が書く、趣味や旅を綴ったお気楽なブログです。

テーマ:

今回は、今年11月に登場した水戸岡デザインの新しいバスです。

 

実は、11月1日からの運行と聞いていたので、

相方の誕生日の旅のコースに組み込んで乗ろうと思ってましたら、

1日になって乗合バス運行が下旬に延期になったことが判明。

 

「少しでも見たい!」

 

ということで、

社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会さんに相談しましたら、

なんと!団体運行前の少しの時間に車内見学をさせていただけることとなり出会いとなったわけです。

 

それがコレです↓

 

 

 

 

 

 

赤い小さな電気バス(EVバス)です。

IKEBUS(イケバス)と言います。

 

なかなか情報が散乱していて、

いつからスタートなのか?どんな感じなのか?

がはっきりしなかったのですが、

各方面から頂いた資料と、今回の見学の内容でまとめてみました。

 

■IKEBUS(イケバス)とは?

東京都豊島区が新たに導入した、新都市型交通システム。

(池袋副都心移動システム)

通称で「IKEBUS(イケバス)」となりました。

 

環境にエコなEVバス(電気バス)で、最高時速19Km。

シンクトゥギャザー社の「eCOM-10」をモデルで、

デザインは水戸岡鋭治氏です。

 

◆ eCOM-10

株式会社シンクトゥギャザーが開発した、低走行ビークル。

各企業・施設から、施設敷地内の送迎用や短距離移動の代用に使われているそうです。

※シンクトゥギャザーさんのページから抜粋

https://www.ttcom.jp/products/current/ecom-10/

 

運行は、高速バス、レストランバスでおなじみのWiller(ウィラー)さん。

全10台が導入されます。

 

■走行ルートと時間は?

池袋駅からサンシャインシティまでの2路線が計画されています。

10時~20時まで約20分~30分間隔で運行されます。

  

 

 

 

詳細は、Willerさんの特設ページに記載されています。

https://travel.willer.co.jp/ikebus/

 

車庫は豊島区役所内にあるそうで、

時刻表を見ると、区役所スタートになっています。

池袋周辺は人と車が大変に多いため、事故や渋滞を発生させないため、走行コースは左折のみになっています。

 

※左折限定は、路線バスコースのみでそれ以外の走行は右折可能です。

 

ルート的には歩ける距離ですが、

観光客、インバウンド客、お年召した方の移動手段などに役立つと思われます。

 

 

 

■運行開始日は?

2019年11月1日から団体利用のみで豊島区内であれば可能だそうです。

路線バスでの運行は11月末の予定でまだ正式には決まっていません。(2019年11月8日現在)

 

 

 

 

■料金は?

 ・貸切利用の場合は、3時間 50,000円から。

 ・乗合バスの場合は、一律 大人200円、子供・高齢者・障害者100円。

※1日フリー乗車券が発売される予定

 

国交省の決まりで、貸切は3時間からの料金設定となるそうです。

(契約は3時間でも実利用は少なくてもOKです)

 

---------------------------------------------

■外装

では、車両からご案内したいと思います。

 

●ボディーの色

JR九州色と言えそうな、赤色。

水戸岡氏は、

「ロンドンバスのような艶やかな目立つ赤バスになってほしい」

とコメントしています。

 

ただし、1台だけ黄色の車両があります。

(この理由は後ほどに)

 

 

●エアコン(冷暖房設備)が無い

電気バスですから、

「電力を消費しない」「重量をなるべく軽くする」

ということから、エアコンがありません。

基本、窓も開いている状態です。

 

乗車時間は短時間ですし、

ゆっくり景色を楽しいんでほしいということからなのも兼ねているかもしれません。

 

でも、速度が遅いのでカートに乗る気分で適度に感じて乗れるはず。

 

 

●顔を表すような全面ライトとグリル

ライトに「まつ毛」が・・・

と思ったら、「IKEBUS」と書いてあります。

 

 

●ドアミラー

 

 

●屋根にはイケちゃん

屋根には池袋駅の待ち合わせスポット「いけふくろう」を思わせる、

フクロウが乗っています。

キャラクター「イケちゃん」というそうです。

 

●ロゴマーク

ボディーには、水戸岡さんらしいたくさんの種類のロゴが。

 

①側面前方には・・・

ユニクロを思わせる感じがするようなしないような・・・(きっと違うはず)

 

 

②IKEBUSのロゴ 

どこからみてもわかるのに、

さらにわかる名前が大きく。

 

 

 

 

●ピッカピカのホイールキャップ

バスには、5個のタイヤが左右に合計10個ついています。

戦車のようですが、磨き上げたピッカピカのホイールキャップにロゴがはいっており、

クルクル回ると笑ってしまう感じに見えます。

 

●車椅子も乗車可能

車体の後ろは、車椅子用のハッチになっています。

また、広告があり、「制限時速19Km」と記載があります。

 

私が見た1号車は、ビックカメラの広告でした。

 

 

■10台全て手作りの車両

量産型ではなく、カスタマイズなので1台1台ハンドメイドになっています。

その影響か、内装などに若干の変化や違いがあるそうです。

■幸運の黄色いバス

今回は会えませんでしたが、

10台中1台の7号車は、赤色でなく黄色です。

 

これは水戸岡さんがいつも仕掛ける「遊びココロ」でしょうか? →(11/12追加)豊島区長さんの提案だそうです。

 

次回は、内装をご案内します。

(後編はこちら

 

【関連サイト】

◆路線図・時刻表

Willer特設サイト→http://travel.willer.co.jp/ikebus/

◆豊島区特設HP

#ikebukurored→https://ikebukuro.red/

 

毎週水曜日、土曜日に更新しています。

  ★よろしければ登録お願いします★

関西の旅好き人

Twitter  @TrainTravelLife

Instagram https://www.instagram.com/traintravellife/