今日は2010年11月9日に西武鉄道101系が営業運転を終了した話題を綴る予定でしたが、長野県東御市にある北国街道海野宿へ行った模様をお送りいたします。
西武鉄道101系ラストランから10年ですか

本題に入ります。
では、長野県東御市にある北国街道 海野宿(ほっこくかいどう うんのじゅく)をぶらり散策した模様をどうぞご覧下さい。
上田駅近くで借りたレンタカー(トヨタ カローラアクシオ)で東郷市内へ移動、視察・打ち合わせまで時間があったので海野宿周辺を散策することにしました。1人出張だから自由気ままな旅行気分ぶー
海野宿第2駐車場(無料)から歩いて海野宿へ
海野宿第2駐車場にはトイレや観光マップがあります
第2駐車場沿いの道を真っ直ぐ進み突き当たりが北国街道 海野宿で、右側には浅間山も見られます
土壁の蔵など海野宿へ行く手前にも時代を感じる建物があります
ちょうどお米の収穫をしていました
北国街道海野宿へのアクセスは、車が一番楽ですが、しなの鉄道 田中駅から徒歩約20分
上田駅前から路線バスが利用でき、千曲バス「佐久上田線」岩村田・臼田方面ゆき(上田駅から約20分)、白鳥台バス停から徒歩約5分、本海野バス停から徒歩約10分です(写真は元神奈川中央交通の車両ですね)
海野宿は伝統的な家並みが現在まで保存されていることから、1986年には「日本の道百選」、1987年には「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けました。
倉敷や津山の町並みも印象的でしたね
重要伝統的建造物群保存地区には、岡山県津山市の「城東町並み保存地区」などありますが、海野宿は車の通行が少ない上に無電柱化されているので、ゆっくり美しい町並みを楽しむ事が出来ますキラキラ
倉敷もまた行きたいな~ブルー音符
海野宿は寛永二年(1625年)に北国街道の宿駅として開設された長野県東御市の海野宿は、中山道と北陸道を結ぶ北国街道の宿場街として、江戸から善光寺詣りする人や佐渡金山から金を運ぶ人達で栄えました。
注意この通りは車両通行可能ですが、地元の方が優先となります(私は道に迷いそうだったので仕方なく通行※30Km以下で)たまに車が通るので歩行時はご注意!
海野格子・うだつ等の江戸時代と明治時代に造られた建築様式や、用水堰が趣ある佇まいを引き立てている
海野格子
本うだつ
袖うだつ
うだつとは日本家屋に用いられる防火壁などを指し、裕福な家でないと取り付けらなかった事から「うだつが上がらない」の語源にもなりました。
気抜き(蚕を飼う部屋の換気に使われ明治時代の建物で見られる)
出桁(江戸時代の旅籠に見られる)
※一番右側の建物2階の柵
タイムスリップした気分に浸れます
荷馬に舐めさせる塩を盛った塩舐め石が旅籠(宿)の軒先に置かれていたそうな
猫さんが日向ぼっこしてました猫
宿泊施設やカフェが入る交流施設「うんのわ」のカフェ「いっぷく」さんでジャガバタおやきをいただくつもりが・・・
お休み(注意休業中みたいです)

ジャガバタに使用される、白いジャガイモが特徴的な白土馬鈴薯(はくどばれいしょ)は、佐久地方でしか収穫されないイモらしい。事前にリサーチした情報が古かったのかアセアセ
御蔵小路
建ち並ぶ建物は、住居や店舗のほか、玩具展示館や海野宿歴史民俗資料館にも使用されています
白鳥神社近くにある「媒(なかだち)地蔵尊」(写真右側)は、加賀の国のお殿様が参勤交代の道中にお参りしたところ、なかなか良縁に恵まれなかったお姫様が結婚できた、という逸話が残っていて「縁結び地蔵」と呼ばれていますが、1951年に焼失し廃寺となりました。
廃寺になった後、文化財を惜しむ声があり残っていた山門や常夜燈(写真右)の脇に新たに建立されたそうです。
真田家の守護神と言われる白鳥神社
まだまだ魅力がありそうな海野宿ですが、仕事の都合もあり、こんな感じのプチ観光となりました。13時から視察&打ち合わせだショック
海野宿は人がいるのかと思うぐらい静かで落ち着いた雰囲気の観光スポットです。
歴史的な建物や町の雰囲気が好きな方やゆっくり散策したい方、静かな場所が好きな方にはオススメのスポットだと思いました。
近くの海野橋付近は台風19号の被害を受け通行止めになってますが、海野宿は特に被害は受けていないそうです(海野宿第1駐車場は崩壊しましたが)
上田へお越しの際は、足を伸ばして北国街道 海野宿で観光されてみてはいかがでしょうか。
次回は長野県千曲市にある戸倉上山田温泉のホテルに宿泊した模様などお送りします温泉
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。