〔韓国〕長項線 大野
大野 대야 /tɛja/ テヤ
1日4.5往復しか停車する列車が無く、旅程を組む際に苦労させられました。
この駅の見所は駅名標です(「駅名標」参照)。小さな駅ではこのような形式のものが使われているようですが、この駅名標が設置されるような小駅は基本的に休止・廃止されているので、そのような駅を通過する際にはたまに見掛けますが、営業中の駅で見る機会は僅かです。
ダイヤが乱れていたせいか、乗車予定の列車と交換する貨物列車が構内踏切を塞いでしまい(写真参照;元々そのようなダイヤ設定の場合は、事前に乗客をホームへ上がらせる)、ホームに上がれなくなってしまいました。駅員に訪ねると、最後尾を迂回して線路を横断しホーム端からに上ってくれとのこと。最後尾まで行ってはみたものの、案の定待ち構えていた保線員に案の定見付かり、説明してんのに「危ないから線路を横断してホームに上がってはいけません」などと言われながら構内踏切まで戻されることに。構内踏切を見ると相変わらず貨物列車が塞いでいるわけで、よーやく意味を理解したのか、改めてホーム端まで連れていかれました。だから言ってんじゃん。
また駅舎内で列車待ちをしていると、駅員が次の列車に乗車するのかどうか聞いてきたので、そうですと答えると、次の列車にこの駅から乗車する切符は1枚も出てないけど?とのこと。なるほど、実は駅側では発券状況を把握していて、小さな駅では実際の乗車人員を確認することで無札乗車を防げるということか。信用乗車制も大変。私はネイルロ(座席無指定のフリー切符。列車ごとの切符は発券せず、空席があれば座る)を利用していたので、当然発券枚数に入っていなかったのです。
駅舎
駅名標
駅舎内1
駅舎内2
駅構内
益山方
天安方。田舎に突如聳える高層住宅団地。韓国では良く見る光景。
駅前
貨物列車で塞がれた構内踏切。ホームから撮影。
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