JR貨物フェスティバル 2019 -⑤ | 安芸もみじ / Historys, Trains, Townbikes - Hiroshima JAPAN

JR貨物フェスティバル 2019 -⑤



JR貨物フェスティバル 広島車両所公開の5回目です。

いよいよ今年のメインエリアへと突入ですが。

まずは至宝の存在 EF67-1号機から。



ロクナナはヒルクライマーであってシェルパではありませんが、シェルパだったEf63に似た顔立ちに、フロントデッキと言う独特なスタイルです。

そして紅葉色を纏った姿は、そこに居ると"何となく気になる子"みたいな存在でした。

こうして1号機1機のみですが、保存されていることは、とても嬉しく思います。




そのロクナナの1号機の隣に、さりげなく置かれている車両は、チサ9000という高速ピギーパックの試験車です。

オモチャみたいな小径車輪の3軸台車ですが、実際に定期運行の貨物列車に連結されて、テスト運用もこなした実力者です。

その後、トラックを列車に乗せて荷物を運ぶというピギーパック輸送自体が見直され、量産化となりませんでしたが、ここで得た技術はコンテナ貨車の高速化に大きく貢献しました。




続いてはEF67-101号機です。

0番台と100番台を合わせて8機が存在していましたが、今は100番台が3機運用に残っている状態で、その運用はある日突然離脱するかも知れない、予断の許さない現状です。

この101号機はステップが破損したようで、修理のために広島車両所へ入庫していたらしく、今はちゃんと現場復帰しています。




額縁の写真は展示されていた物を接写させて頂いたもので、旧塗装の101号機がEF66-101号機・Ef81-501号機と並べて撮影された記念写真でした。

そして昨年の春に全車廃車となりましたコキ50000です。

こんな奥まった所ではなく元の撮影会をしていた辺りで、周囲1.5mぐらいの立入禁止エリアを設けて、チサ9000や新鋭コキ71と共に明るい場所で見学・観察できるように・・・・なったらいいな。




広島車両所の一般公開ですから、車両の写真撮影も勿論なんですけど、趣味的には工場見学でもあるので、見て学べるような場も欲しいですね。

昨年は西日本豪雨から約3ヶ月後の開催で、きっとそれどころではなかったにも関わらず、色んな場所へ説明板とか掲示してあり、1日だけの学習の場でした。

これからの広島車両所公開の在り方を模索するのであれば、家族連れや鉄道ファンももちろんのこと、『鉄道に興味は無いけどメカは好き』と言った、工業科や工学科の学生なども楽しめるイベントみたいなのも、未来の裾野を広げて来ると思うので、少し目指してみるのも1つの手ではないかと、提案してみたいです。




複雑な機関車の中身を見せられても、なかなかついて行けないかもしれませんが、メカを直に見る工学的な興味は、博物館とは違うインスピレーションを与えてくれます。

さて、今日の記事も終りに近づいてきましたが、EF67から始まってエアホースやカラーコーンにハンドリフトなど、赤いものばかりを意識的に集めた訳ではないのですけど、他にもこんな写真を毎年撮ってます。

今年は記事にUPしてみました。




そう言えば、EB66の担当スイッチャーですが、トーマス風のマスクを外されたんですね。

最後は駈け足になりますが、EF59の後ろにはDE10-1191号機が潜んでいました。

また、秘仏化していたEF81-719号機も、2年連続でお披露目でした。

▼本日限定!ブログスタンプ
お見合いしたことある?
お見合いの日
あなたもスタンプをGETしよう

ないよ。

残念でした。

鉄道ブログ
どくしゃになってね…ペタしてね
スマホの方もPCの方も応援お願い致します
ブログトップページ