1963(昭和38)年から20年間で712両が造られ
「東武の103系」との異名をもつ8000系電車も、ここ数年急激に撤退・廃車が進み
全盛期の約3分の1まで減少。

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                                          逆井にて

動態保存や事業用扱いになっている車両を除き、常時営業用での「最古参」は
野田線(アーバンパークライン)で運用される1969(昭和44)年製の
8150Fとのことです。デビューは東上線だったとか。
関東では昭和50~60年代の車両もどんどん消えるご時世、これはもしかして関東大手私鉄の
通勤車でも最古参でしょうか。


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                                      高柳~六実間にて

先月、野田線の船橋から柏まで乗ってきましたが、当日同区間で運用されていた
8000系のうちの1編成がこの8150Fでした。
最終製作に近い編成も廃車になるなか、50年を迎えた同編成。
他編成同様、手直しされて同編成独自の”個性”は特に無いかと思いますが
少なくなった幕式表示も健在、来年運行拡大される急行列車に運用される姿も
目にしたいものと思います。

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                                          逆井にて