今回はちょうど6年前にデビューした富山地方鉄道17480形について、ご紹介させていただきます。

2013年11月2日に富山地方鉄道17480形が営業運転を開始しました。
かつて東急大井町線で活躍していた東急8590系2両編成2本が富山地方鉄道へ譲渡されました。(写真の8691Fは廃車)

デハ8592+デハ8692、デハ8593+デハ8693、デハ8181の5両が譲渡され、デハ8181(部品取り用)以外の車両は、ATS車上子、列車無線装置、連結器の変更、ワンマン機器の取り付けなどの転用改造を行い、地鉄の新時代を牽引する顔として本線、立山線、不二越・上滝線で元気に走っています。
東急大井町線で引退した8590系の一部が、17480形として富山地方鉄道で活躍を始めた後も、田園都市線用の8590系は引き続き運用に充当されていましたが、2020系の増備に伴い、2018年12月11日に8695Fが恩田工場に回送、最後の8590系だった8694Fが、2019年2月27日に恩田工場に回送され、東急線内での運用は全て終了しました。

運転を終了した2本の8590系の内、デハ8594+デハ8694、デハ8595+デハ8695が、2019年10月9日から10日にかけて富山地方鉄道へ輸送され譲渡、2019年9月末で引退したモハ10025+モハ10026と12月に引退するモハ14722+クハ172の後釜として改造されます。

17480形に乗って電鉄富山駅から宇奈月温泉駅まで行った事ありますが、個人的には1時間以上乗る車両ではないなと思いました。
私は10030形(元京阪3000系)の方が好きですね。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。



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