「SLぐんま よこかわ」は高崎と横川を結ぶ列車で、蒸気機関車を先頭に力強い走りを見せてくれます。なお横川駅には転車台が無いので、復路は電気機関車が先頭に立って走ります。今回は復路の列車「ELぐんま よこかわ」に乗車しました。
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最後尾には蒸気機関車のD51形が連結されていました。こちらの498号機は標準型と呼ばれるものです。
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動態復元30周年を記念した特別塗装が施されていました。乗車時には記念のスタンプラリーも開催されていて、高崎支社を挙げて盛り上げていました。
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復路の列車では電気機関車が先頭になります。この日はEF64形が担当していました。ヘッドマークは沿線の名所が描かれた良いデザインです。やはりヘッドマークが付いていると前面が映えますね。
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今回乗車したのは3号車の「オハ47」です。俗に旧型客車と呼ばれるものですが、入念な手入れが行われているのか車体はピカピカでした。綺麗すぎて逆に違和感を感じるくらいです。
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車内は冷房はありませんが、その代わり天井が高く開放感があります。電球色の照明や扇風機がレトロな雰囲気を感じさせます。悪く言えば殺風景な雰囲気にも感じられますが、鉄道車両がそれだけ進化した証拠と言えるかもしれません。
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座席の枠はおそらく木製かと思われますが、灰色に塗装されています。色の雰囲気だけで言えば12系客車とよく似ています。窓際には暖房用と思しき配管があり、窓側席に座ると非常に鬱陶しいです。窓下には小さなテーブルがあり、懐かしの栓抜きが備えられています。残念ながら瓶飲料は車内販売には無いので、どうしても栓抜きを使ってみたい方は事前に持ち込む必要があります。
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1号車は編成で唯一の合造車で、車体の半分が客室、もう半分が荷物室(現在は車販準備室扱い)になっています。
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車内は他の車両と大きく雰囲気が異なります。座席の枠や側壁は木製でニス塗りで仕上げられています。
乗車時は18きっぷ期間内にもかかわらず車内は半分も埋まっていませんでした。おかげでのんびりした車内を満喫できたのは嬉しかったのですが、今後も乗車率が悪いと心配になりますね。

詳しくは本家のWEBサイト「http://hobbyhunter.main.jp/」もぜひご覧下さい。
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