一小川踏切444
 

阪急電鉄千里線 淡路駅付近
(Pentax K-1・HD PENTAX-D FA24-70mm・F5.6・1/1600秒・2019.10.20)

 


阪急淡路駅の高架工事レポート第95回目その5です。
その4では、千里線を学童踏切まで回ってきました。


☆学童踏切~国次踏切

3工区を淡路駅方向へ進んで住宅踏切周辺から。
住宅踏切593
ここは久しく動きは見られません。

続いて、京都線との合流部付近にある国次踏切周辺です。
国次踏切601
こちらは京都線側で桁架設の準備工に入りそうなのですが、千里線側は変化なし。
国次踏切603


☆千里北陽踏切~鳩が瀬踏切

淡路駅を通り越し、4工区の千里北陽踏切周辺です。
千里北陽踏切633
ダブルデッキトラス架設-第2回でお伝えしたとおり、10/1の終電後にダブルデッキトラスの2回目の軌条桁送り出しが行われました。
千里北陽踏切629千里北陽踏切628
まずは、送り出しその後を見てみましょう。
JR淡路駅ホームより。
千里北陽踏切757千里北陽踏切759
おおさか東線車内より。
見事にJRの高架線路を跨ぎました。
千里北陽踏切751

ところで、第92回その2でお伝えした工程予想が驚くべき方向へ外れてしまいました。
今架けられている桁を手延べ機と思い込んでおりましたが、先端のトラス状の部分のことで、

プレートガーダー構造の部分は軌条桁と呼ばれているようです。
2回目の送り出し以後も、淡路方へさらにつなぎ合わせるようです。
千里北陽踏切619千里北陽踏切622

では、今回判明した工程予想を例によってイラストで。
工程1工程2
おおさか東線南側のラーメン橋上組み立てられた手延べ機と軌条桁を
①「Rc136」から仮ベントまで送り出し(9/10終電後完了)
②仮ベントから「Rc137」まで送り出し(10/1終電後完了)
③手延べ機部分が「Rc137」を越えるところまで送り出し(こちらは10/23終電後に完了しており、改めてお伝えします。)
④軌条桁上で本桁の組み立て
⑤本桁を所定位置まで送り出し(つまり、軌条桁を支保工として利用するということですね)
むりやり合成してみました。
予想図207
⑥「Rc136・137」上に本桁降下設備構築 (桁降下設備はとんでもないものになる予感)
⑦軌条桁引き戻し
⑧本桁降下
以後、仮ベントの撤去(もしかしたら残される?)と上層階の構築に続くようです。
いずれにせよ、難易度の高い作業になりそうです。

さて、下新庄駅方向へ進んで鳩が瀬踏切周辺です。
鳩が瀬踏切642
淡路方では柱工が完了したようです。足場の撤去が順次行われています。
鳩が瀬踏切640鳩が瀬踏切643
下新庄方は、踏切そばは中層柱まで完了。
鳩が瀬踏切646
その向こうでは地中部工が終わって埋め戻されました。
鳩が瀬踏切650鳩が瀬踏切652


☆鳩が瀬踏切~下新庄駅

続いて、下新庄駅手前の五田名北踏切周辺です。
五田名北踏切657
淡路方の様子。
五田名北踏切662
新幹線の南側で橋脚の杭工事が続いています。
五田名北踏切656五田名北踏切654

7工区に入って下新庄駅です。
下新庄駅670
下り線ホームの上屋の一部で解体が始まりました。壁はパネルだったのかきれいに撤去されてますね。
下新庄駅672下新庄駅675
駅東側の柱工は、ちょっと進捗が止まってます。
下新庄駅666下新庄駅678
完成予想図だと、丸で囲った部分にあたります。
下新庄駅669


最終回その6の前に、送り出し作業3回目をお伝えします。

 

 

----------To be continue♪----------

 


1回目から12回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
13回目から24回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
25回目から36回目までの1年間の振り返りは、こちら
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37回目から48回目までの1年間の振り返りは、こちら
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61回目から72回目までの1年間の振り返りは、こちら
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73回目から84回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。


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