東武日光線[北鹿沼]-[板荷]間の黒川橋梁付近で行われている復旧作業です。
大型土のうによる土留めがほぼ完成、
翌日の雨予報に備えたブルーシートでの養生を行っていました。
2019年10月21日撮影
東武鉄道より運転再開見込みの発表があり
復旧作業の進歩により先の発表より早い10月24日(木)始発からの運転再開となりました。
また東武佐野線についても
同日24日始発より全線での運転再開となる様です。
※最新情報を確認願います。
・東武鉄道ポータルサイト
・10月24日(木)より日光線全線・佐野線全線の運転を再開いたします
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/9b35b5ededff5010e7ef446234550aef/191021_01.pdf?date=20191021171309
積み上げられた大型土のう、隙間には土砂が詰められています。
マーキングされた数字からすると300個近い土のうが積まれている様です。
線路脇には速度制限の標識も設置、
仮復旧のため当面は列車の徐行と監視が続くこととなりそうです。
橋脚に絡みついた流木、
一部は上部の信号ケーブルを這わせている部分まで達した様です。
幸いにも大きな損傷や傾きが無かった模様ですが、
長期的には補強が必要となるのでしょうな。
堤防が決壊した上流部も雨に備えて復旧作業が行われていました。
元々の位置が分からない程に流されてしまった堤防。
川幅が狭い、という訳でもないのですが…異常な豪雨の恐ろしさでしょうか。
下今市駅から発着する代行バスの数々。
新鹿沼駅まで通しで運転再開したため乗客も増加。
それに対応し増便で運行していた様です。
かき集めたかの如く多様なバス事業者。
手配するにしても事業者側の余力無しには成り立たないと思われます。
今回の台風では広域で被害が出ているため、
代行バスの運行にしても、かつて無い程の苦労があるのでは無いでしょうか。
今年の紅葉は平均より1週間ほど遅め。
戦場ヶ原の更に奥地、
小田代ヶ原では大雨の影響で"小田代湖"を見ることが出来るそうですが
繰り上げた運転再開のお陰もあり、
何とか紅葉の見頃には間に合いそうな感じです。
・2019年台風19号・栃木県内の鉄道被害と東武日光線のバス代行について
https://ameblo.jp/nikko-utsunomiya/entry-12536708192.html
・2019年台風19号・東武日光線は新鹿沼駅まで再開