台風19号の接近で、販売が延期された鉄道コレクションの事業社限定「北大阪急行8000形」ですが、10月19日(土)の朝から北急・桃山台車庫で販売されました。希望数を無事に購入することができましたので、製品の概要紹介を昨夜投稿しています。今回は、購入の為に行列した際の状況などを、お伝えしたいと思います。

 

基本セット(先頭車+中間車)が2個、中間車セット(中間車のみ2両)が3個の合計5個(10両編成が再現できる)までと購入制限があり、前評判の高さからも早朝から並ばないと購入できないのか不安でした。当初発表されていた販売数は基本セット:1600個、中間車セット:800個でしたが、中間車セットを2倍の1600個に増量すると事前に変更情報があり、早朝から並ぶのを止め9時20分に到着しました。

 

既に430名位の行列が出来ていました。以降も行列は長くなるなか、10時前になってカウント券を配布しますとのアナウンスがありました。販売会場は突き当りを右に曲がってから、かなり先の方にあります。

 

10時40分にカウント券を入手。灰色が基本セット(869,870)、白色が中間車セット(404,405,406)なので、435人目だったのでしょうか?

フェンス越しに車庫構内で作業中の8000形(8003F)が良く見えます。

 

フェンスの向う側では8000形の洗車作業をしていました。車両洗車機で洗車できるのは、車両の側面と屋根だけ。車両の両側に洗車台が設けられ、清掃スタッフが手作業で洗車をしています。1両洗車が完了する毎に、列車が1両分だけ移動する様子が楽しめました。

 

連結面(妻板)は洗浄機で洗車できないので、手作業の出番です。前方に並んでいる方から、土曜日は本来洗車はしない筈だけどの声。

既に購入を終えた方が、列の最後尾に再び並び始め、二巡目の購入をされる様です。

 

 

曲がり角を5回まわって漸く販売会場の全貌が見えてきました。何時もは立入禁止の坂道を下った所にある事務棟下の作業スペースで、販売されています。ここで洗車を終えた先程の8003Fが右手にある着発線に移動し、それまで白幕だった行先表示幕が回転を始めました。北急スタッフさんによるサプライズ・サービスの始まりです。下では購入を済ませた人達が展示状態になった車両を撮影されています。8000形の先程の洗車風景も、この販売会に並んだファンへのサービスイベントだったようです。無事購入できたのは12時頃、待ち時間が2時間40分の長丁場になりましたが、それほど苦にならなかったのは、実車の8000形イベントショーによるところが大きかったです。

 

 

 

8000形の行先表示は「中津」(直前まで「桃山台」)、右側9000形の行先表示は「もみじマークに挟まれた臨時」(直前まで桜マークに挟まれた臨時」)と、共にレアな表示で楽しませてくれました。撮影会並みのファンサービスです。

 

鉄コレ8000形の購入者には、以前に発売された鉄コレの旧8000形・7000形・2000形が1箱500円値引き(6箱まで可)の特別割引券と、開業50周年の記念シールの配布もありました。

 

最終的には600名位の購入者が並び、更に二巡目以上の購入をする方もかなり見受けました。天気予報は小雨だったのですが、雨は早朝に止み、行列中は曇り空で購入品が濡れることもなく無事に帰宅することができました。

 

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