乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3466 坂町(2019.8.26)

今泉を出た後は、いよいよ山間部に入ります。羽前椿を過ぎると標高が上がってくるのがわかり、手ノ子では米坂線内での最高地点(標高約360m)に。その先、高さが増すことはないものの、カーブが増え、トンネル区間も多くなります。小国から先、荒川に沿うようになると川を越える場面も加わり、車窓は多彩な感じに。車両先頭にいる間は、橋梁、トンネルなどが予め視界に入るので、前もってカメラを構えることができます。橋から見下ろす川については、おかげで撮りこぼしはなし。小国~越後金丸にある県境を過ぎた後は、標高も下がり、荒川の川幅も広がり、また違った光景を楽しめました。総じて眺めのいい路線・・・観光列車を定期的に走らせてもいいのでは?と思います。

越後大島を出ると荒川は北に反れ、田園風景がメインになります。やがて大きくカーブすると羽越本線と並び、終点の坂町へ。米坂線の列車はポイントを二つ通り、4番線に入りました。到着は12:25です。

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間もなく終点、坂町駅。列車は右端の番線をめざし、ポイントを二つ越えます。

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12:25、坂町に到着。約2時間の乗車でした。

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坂町駅ホーム。2面4線で、構内は広め。

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坂町駅外観

次に乗るのは、12:38発の新潟行き。10分余りありましたが、駅前にあるデゴイチの動輪などを眺めていたら時間が経ってしまいました。乗り換え待ちの時間が30分もあれば、700mほどの場所に設置されているD51形735号機を見に行くことも可能でしたが、さすがに無理。ひとまず先を急ぐことにしました。

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新潟行き普通列車(坂町12:38発)

以下、米坂線の車窓、前面展望をご紹介します。

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中郡~羽前小松。遠くに朝日山地が見えます。米坂線が通るのは、その山地の南側。

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手ノ子駅手前。この辺りが米坂線最高地点。

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小国駅から北西方向に延びる直線区間では、木々と山に囲まれた一面緑の光景が目の前に。

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荒川下流側から数えて5番目にあたる橋からの眺め。トンネルに挟まれた橋でした。この先、西に約3km進むと山形県から新潟県に入ります。

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越後金丸越後片貝。「第2荒川橋梁」にさしかかります。橋の先はトンネルで、それを抜けて1kmほど行くと「第1荒川橋梁」・・・坂町方面での荒川越えはラストとなります。

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