鉄コレの北大阪急行8000形は、台風19号の接近により桃山台車庫での販売は延期となっていましたが、今朝から販売になりました。どうしても欲しくなり、朝から頑張って並び購入してきました。
特長を上手に表現した製品に仕上がっています。
製品は2両セットの構成で、左列の「先頭車+中間車」と、右列の「中間車+中間車」の2種類があり、先頭車を含むセット2箱と中間車のみのセット3箱で、現車と同様に10両編成を組成することが出来ます。価格は何れも1箱3600円(税込み)でした。
パッケージの手前側の面のデザインは、セット内容により背景の紅白配置が反転しており、構成品の識別が出来ます。上段の2箱(左側が紅色)が先頭車を含む箱です。
側面の背景色は単色で、先頭車を含む箱が紅色、中間車のみの箱が白色のデザインです。
各セットのパッケージ詳細を見てみます。
先頭車を含むパッケージの上蓋表面は、同社線区間を走行中の8003F・なかもず行で、緑地公園駅を発車し江坂駅に向かう姿と思われます。
上蓋内側は、桃山台車庫との入出庫線から本線に進入する8002Fの写真と共に、8000形の解説と編成概要が記載されています。
パッケージ本体の上面からは車両が見えてます。上側の先頭車は千里中央方の8000・Tc1,下側の中間車は千里中央方から5両目の8400・M2'です。この面も紅白のデザインです。
パッケージ裏面には、添付シールの貼付位置が示され、N化パーツ(動力ユニット:TM-06R/18m級A,走行パーツ:TT-04R)の記載もあります。
次は、中間車セットのパッケージです。
中間車のみのパッケージの上蓋表面は、同社・桃山台車庫の着発線に並ぶ8003F/8001Fです。
上蓋内側には、輸送力増強のため8両編成を9両化・10両化した経緯説明と共に、9両化時に増備された8100の写真(桃山台車庫の検車庫11番前に留置)が掲載されています。下半分の編成概要は、先頭車を含むセットと同一内容です。
パッケージ本体の上面で、上側の中間車は千里中央方から2両目の8100・Mo,下側の中間車は3両目の8200・TE'です。この面の配色は、先頭車セットとは紅白が反転したようなデザインです。
パッケージ裏面は、先頭車を含むセットと同様の記載がされています。
パッケージの最後に、10両編成に組む際に必要な情報を確認しておきます。
次は、漸く車両とのご対面です。
製品は千里中央方の先頭車8000・Tc1(品番K480)がモデルです。反対側の江坂(なかもず)方の先頭車8900・Tc2では車体は共用ながら、床下機器を左右側面で入換える必要がある筈です。
先頭車を含むセットの中間車は5両目の8400・M2'(品番K481)です。編成図によると6両目側の妻面に簡易運転台が設けてあり、6両目の8500・TE'も車体が共用になっています。6両目の8500・TE'とするには、簡易運転台が5両目と向き合うように向きを反転し、更に下回りを付随車仕様に変更する必要があります。
左側が先頭車、右側が中間車の妻面で、中間車の片側には貫通路の上に簡易運転台用のヘッドライトがあるのが特徴です。
次は、中間車セットの車両です。
中間セットの上段は2両目の8100・Mo(品番K482)です。編成図によると4両目の8300・M1、8両目の8700・M1と共用になります。
中間セットの下段は3両目の8200・TE(品番K483)です。編成図によると7両目の8600・T、9両目の8800・M2と共用になります。なお、9両目は、6両目になる車両と下回りを入れ換えることで辻褄が合います。妻板面は、先頭車を含む中間車のノーマルな側と同一形状ですので写真は省略します。
【訂正 2019.12.12】 中間車の妻板面に相違がありました。写真と説明を追加します。
先頭車の連結面妻板には無い物が表現されていました。連結面窓の上部に突き出た機器箱(配電盤?)の表現があり、更に中間車の左右妻面での配置位置も異なっていることが判明しました。(簡易運転台付の中間車でも同様であることが判ります)
なお、台車には集電靴付・集電靴なしの2種類(M台車:SS-106形・T台車:SS-006形)があり、車種によっては両者の組合せもあるようです。これは実車で改めて確認したいと思います。
添付シールで、行先方向幕(正面用・側面用)と車体番号(側面用・正面用)が印刷され、車番は8001F~8007Fの10両分がすべて網羅されています。
動力ユニット等のN化パーツは、まだ手配もしていませんので、入線整備には暫く時間が掛かりそうです。(続く)
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