こんにちは。
今日はED75機番シリーズ 141号機を取り上げます。
この機関車は国鉄民営化後に試験塗装を施され、通称”ヒゲ”?が付いていました。
が、トップの画像は私的にはやはりオリジナルの”国鉄色”が良いかな・・とこれを選びました。
1993/12 東北本線(以下共通) 奥中山-小繋 3053レ
最初に出会ったのは”ヒゲ塗装”の時代..
1989/04 岩手川口-好摩 3080レ
同じ日、盛岡から返しの運用。この151列車はコキに混じってワキ5000や6000が繋がった列車でした。
実は最近この貨物編成をNゲージで再現してみようかと思ったのですが、今ワキが品薄なんですよねー。
1989/04 好摩-岩手川口 151レ
JR貨物に継承された機関車はED75に限らずいくつも試験塗装車が存在しましたね。このヒゲは何を表現していたんだろう?1両だけでした。後のシロナナゴの布石だったようにも思えます。
1991/08 平泉-前沢 5261レ
しかし私にとっては幸いなことに141号機はこの後オリジナルの国鉄色に戻されました。
赤2号単色の流し撮り.. やっぱこの姿が良いなー。砂撒き装置ヒーター部が塗装されてる?一方ボディーには痛みが見られます。
1997/07 好摩-岩手川口 3085レ
ED75 141[盛]+ 756[青]の重連高速貨物。旅客ガマと手を組む姿も見られました。
1998/08 岩手川口-好摩 3080レ
単回で行く姿を水鏡で..この頃には盛岡機関区は廃止となり、[仙貨]所属になっていました。
2001/05 白坂-豊原 単5182レ
クロバルブ(黒磯駅バルブ撮影)の1枚、右側の5172レを牽引してきた僚機95号と束の間の並び 141号先頭の重連高速貨物機関車が先に解放され引き上げていきます。
2001/07 黒磯駅 4056レ
春先の白坂にて朝のタンク貨物を牽引する姿、綺麗な姿に見えたのですがこれが”生きた”141号機のラストショットになりました。
2004/04 豊原-白坂 5173レ
本当の最後はこの時、廃車回送の姿です。区名札は無く、回送車票が入り、End表記も剥がされています。検査表記は”10-8 郡山工”と読めます。再び全検を通ることなく、検切れを迎えて長く留置されていたんでしょうね。
後ろから撮影した編成全容。前2両が重単回の5562レ、その後ろに郡山へ廃回される141,142号機が繋がっていました。この頃はこのような形の廃回が何度か見られました。寂しい姿でしたね。
2006/10 岩沼駅 5562レ (2枚とも)
廃車は2005年3月になっているようなので、車籍の無い状態で留置され、廃回されていったものと思われます。ヒゲから国鉄色に戻り、以後最後まで赤塗装、白Hゴムのオリジナルの姿で貨物牽引に活躍した1両でした。
最後に機番表です。
以上ED75 141 機番シリーズNo.32 最後までご覧いただきありがとうございました。