西鉄(福岡県)で今年から走り出したレストラン列車、
「ザ・レール キッチン チクゴ」(THE RAIL KITCHEN CHIKUGO)
の乗車記の3回目です。
(前回はこちら)
大牟田駅を出発して、
列車はゆっくりと福岡(天神)へと走ります。
まずは、出発直後の車内放送です。
フライングで食事や沿線風景・車内などの画像を入れていますので、ぜひ御覧ください。
■テーブルには・・・
お箸、フォーク、ナイフ、お手拭き、紙ナプキン
アミューズ(中央)、コースメニュー(左)、
ドリンクメニュー(右奥)
すべてのものに、
基本的に「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」のロゴやマークが入っています。
■メニューリスト
本日のコース料理の内容が書いてあります。
■THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの料理①
「レストラン列車」で乗車中に順々に出てくるコース料理のため、
何回かに分けて料理をご案内します。
THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの料理は、
基本的に地産地消で、沿線の野菜や産物を使っています。
料理家 渡辺 康啓氏、
ピザは、有名店エンボカの 今井 正氏が監修しているそうです。
基本的にランチコースとディナーコースは同じものが提供されています。
- ズッキーニとペコリーノチーズ
- 巨峰サラダ
久留米市田主丸町産の巨峰です。
一品目が終わったあと、
それぞれに取皿が。
このお皿は、福岡の小石原焼。
- オクラとプチトマト
柳川市産のオクラ - 焼きなすのアグロドルチェ
福岡ナスで上に乗っているのは赤玉ねぎ - かぼちゃとミントのクロケット
かぼちゃのコロッケですが、ミントでアクセントが入っています
※写真は2人分です。
大牟田から7駅目の江の浦で停車中に提供されました。
江の浦駅には、
「Welcome to Miyama 」の看板がありました。
江の浦駅は、みやま市のようです。
■ゆっくりと走る電車
大牟田から途中の花畑駅までは、
単線と複線が混じっているため、行き違いや追い越しのため何度も停車します。
【単線区間:試験場前 - 大善寺、蒲池 - 開】
■矢部川(江の浦駅~西鉄中島駅)
列車は、ここで徐行になります。
もともと、西鉄大牟田線は、
絶景ポイントがほとんどないのです。
だからゆえに、「観光列車」ではなく、「レストラン列車」になったというwけで、ここの矢部川の橋は、数少ないポイント。
有明海沿岸道路の矢部川大橋(↑)や、漁船(↓)などが見えます。
■グラスの滑り止めがない
他社観光列車では、列車の揺れでドリンクがこぼれないように、
コースターやマットで防止していますが、
THE RAIL KITCHEN CHIKUGOは、それがない!
かなり速度は絞られてゆっくり走ります。
乗っていて、揺れたと感じたことはありませんでした。
止まるときも、動き出すときも。
事前に何度も試験列車を走らせて、
何キロくらいの速度だと問題ないか試験をしたそうです。
■次はメインディッシュ
さて、いよいよこの列車のメイン。
車内に載せたピザ窯で焼いたピザの登場です。
続きは次回に。
(つぎはこちら)