1988年10月17日に、営団地下鉄(現:東京メトロ)02系が営業運転を開始しました。
丸の内線300系(上写真)を置き換えるため、銀座線01系をベースに設計・製造された02系の車体はアルミ製で、車両限界が銀座線より大きいため、車体の長さは18mとなっています。
銀座線01系
方南支線用は当初からワンマン運転を考慮しワンハンドルマスコンを採用、本線用についてもワンマン対応・ホームドア設置に伴い、ワンハンドルマスコンのタイプに順次改造、制御装置はチョッパ制御の車両とVVVFインバータ制御の車両の2種類が存在しています。
2009年からは、初期車を対象にリニューアル工事を行い、側面のラインカラーが先代の300形をイメージした往年のサインウェーブをあしらったものになったのが外観上の特徴となっています。(写真はリニューアル車両)
2018年度から2022年度にかけて、新型車両2000系が53編成投入される予定で、02系の廃車が始まっています。
同時期に導入された03系は、熊本電鉄や長野電鉄へ譲渡され、一部が新天地で活躍しており、02系の引き取り手も現れるように願っています。

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