番外編:F1を考える | EF16_6の鉄ブログ

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鉄道写真撮影記録
主に京阪神のJR線で旧国鉄車両を中心に撮影しています。
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夕方、テレビで何気にBSの番組表を探っていると、F1の日本グランプリのコマを発見。

レースは昨日に行われていて録画放送でしたが、何年も見ていなかったので、久しぶり

にじっくり鑑賞しました。

 

地上波放送がなくなり、BS放送もなくなり、有料CS放送のみになって、全く見なくなって

いたF1グランプリ。シューマッハのフェラーリ黄金時代の頃から、段々レースがつまらな

くなって、ハミルトンが優勝し始めた地上波最後の頃は、WEBで結果を確認して終わり。

ということが多くなりました。

今でもF1が面白いと感じている人はどれくらいおられるでしょうか?
 

F1を見出したのは、中島とセナがロータスで活躍した頃。1987年だから、もう32年も前

のことですか。89年にフェラーリがセミオートマを開発しますが、まだマニュアルミッション

が主流で、ドライバーの力量が結果に出る時代。

非力なエンジンのマシンでも、テクニックで上位のチームをカモレる。そこがまずは面白か

ったと思います。アレジがそうでしたね。

 

パワーとオーバーテイク。F1の醍醐味はこれに尽きます。私はマンセルが好きなのです

が、あのクレイジーな走りっぷりは感動すら覚えます。

個性的などドライバーも多かったですね。セナ、プロスト、マンセル、ベルガー・・・

現代F1はマシンが電子制御されて、ドライバーのドラテクがモノを言う時代ではなくなりま

した。上位チームがバランスのいいマシンを作ってしまうとひっくり返すのはほぼ不可能。

オーバーテイクのない、ただひたすら周回を重ねるレースは退屈なだけです。

 

それからマシンスタイル。昔のF1カーは格好よかったですね。カラーリングも綺麗で、

ベネトンBMWなんかほれぼれします。個人的にはフェラーリの86~90年モデルが

大好きで、ダイキャストモデルを時々机に飾ってにやけています(笑)。

 

今ではF1の役割が、エンターテイメント志向が強かった昔と変わったのかもしれません。

先端技術を搭載して、市販車にも普及させていく。エンジンのエコ化や、電子制御やセンサー
技術によるドライバーサポート機能。
多額の費用をかけて参戦するので、投資回収の目標値もサプライヤーの市販商品開発に
直結しないと継続できない環境にあるのは分かりますが、それが過ぎるとモータースポーツ
ではなくなるような気がします。
 
■2004年 F1日本グランプリ
・たまたまチケットを貰ったので、鈴鹿に見に行った時の写真。
 1~2枚目は、展示されていたフェラーリ(たぶんF2003-GA)
 3枚目はPPのシューマッハ(赤いヘルメット)です。
 当時1歳半の息子も連れて行きましたが、記憶にないそうで(当然か:笑)
 
 土曜日が台風で予選が出来ず、史上初の最終日に予選&決勝を同時に行った年。
 優勝はシューマッハ。2位はラルフで兄弟でワン・ツー。佐藤琢磨が4位に入ったレース
 でした。
 F1マシンの爆音が凄く、シフトダウンの時の「ポーン!ポーン!」という破裂音にもびっくり。
 耳栓を持っていかなかったので、レースが終わって鈴鹿を出た後もしばらく耳がツーンとし
 ていました。
 フェラーリのエンジン音が他のマシンと聞き分けられるくらい独特の音色をしていたのが
 いまでも記憶に残っています。
 
 この頃からF1熱がどんどん冷めていきました。。。
 
■ロータス ホンダ 99T 
・セナのマシン。シンプルだけど美しいですね^^。 
 この頃のDVDを見るのが楽しいです。