屋根板と共に塗装の済んでいるボディに1等標記・車番のインレタ貼付をしました。

 

1等標記と車番のインレタ貼付が完了したクロハ69のボディです。1等標記と車番の貼付に先立ち、表示位置を書籍の写真で確認したところ、青帯の表示範囲が広過ぎたことが判明。中央の客用扉の際から青帯塗装をしていましたが、実車では扉横の柱部分の中央付近から青帯が始まっていました。車内には2等室側と仕切るための壁が設けてあるので、仕切り壁の1等室側に当る箇所から青帯が引かれていたようです。インレタの貼付作業に先立ち、中央の客用扉横の柱の中央付近まで車体色で青帯を塗りつぶしておきました。

 

1等標記は、KATOのグリーン車マークレタリングシート(品番11-387)に含まれる等級表示用の大きな数字(白色/銀色の1と2)で、白色の1を使用しました。車番インレタは、GMの40・42・51・52系(白色)の車両マーク(品番6301)を使用しますが、クロハ69は含まれていないので、文字と数字を適宜組合せることで実現しました。

 

1等標記は、最後尾の客用扉の先頭側にある柱のみに表示されています。ウィンドウヘッダーの少し下に1の頭部分が来ます。

 

車番は曲がってしまうと見苦しいので、客用扉下辺の靴ズリの下側に0.4mm幅のマスキングテープをボディ下辺と平行になるように貼り付けガイドラインとしました。GMの車番インレタには文字・数字の下方にガイド用の白線が印刷されているので、この白線がマスキングテープの下側に沿うようにすることで、車番が程良い高さに並んでくれます。

 

車番は、砲弾型ヘッドライトを装備している車両を、書籍写真で確認できたクロハ69006~69008から、車番インレタにあったクモハ51007の末尾007を使用して、クロハ69007にすることに決定しました。次に69は、クモハ53069から切り出すも貼付準備中に作業机に貼り付いてしまい使用を断念。個別数字の9と、クハ68200からハ6を切り出して順に転写しています。最後のクロの文字は、サロからロを切り出し、クは先程のクハ68の残りのクを利用して貼り終えました。こう書くと簡単なようですが、2晩掛かりで苦心惨憺して仕上げました。車番作業に手間取っている内に、先に貼り付けた1等標記が擦れて毀損するトラブルも発生し、最後に1等標記をやり直す羽目に陥りました。

 

1等と車番のインレタが擦れて剥げないように、屋根板を除くボディ全体に水性の半光沢クリアコートを吹き付けておきました。

 

 

京阪神緩行線の編成に組み込む予定をしている鉄コレの大糸線セットのクハ68(左端)の屋根色を参考に、クロハ69(左側から2番目)の屋根板塗装色を決めていますが、混結予定のTOMIXのモハ72(左側から3番目)と比べるとグレーが明る過ぎる帰来があります。

以前に組立てたGMのクハ68(右端)は、GMのダークグレー(No.35)で塗装しており、クロハ69もダークグレーに変更した方が落ち着きが得られそうです。

 

床板は、キットのTc車用の床下機器をそのまま貼り付け、半光沢の黒色スプレー(Mr.カラーのNo.92)で塗装しました。台車はGMのTR23(品番5024)、カプラーはTOMIX製モハ72と連結することを前提にTOMIXの密連形TNカプラー黒(品番0381)を台車マウントで装着しました。また、ウエイトはキットに添付の物を5mm幅の両面テープで床上に貼り付けています。

 

下回りを仮装着して反対側の側面から見た姿です。まだ窓ガラスが嵌っておらず、窓ガラスの貼付作業性を考慮して、屋根板と床下はボディとはまだ接着(固定)していません。

 

肝心の正面の仕上げがまだ未着手ですが、あと少しで完成します。(続く)

 

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 京阪神緩行線 クロハ69を作る (1)屋根板と共に塗装の済んでいるボディに1等標記・車番のインレタ貼付をしました。

 

1等標記と車番のインレタ貼付が完了したクロハ69のボディです。1等標記と車番の貼付に先立ち、表示位置を書籍の写真で確認したところ、青帯の表示範囲が広過ぎたことが判明。中央の客用扉の際から青帯塗装をしていましたが、実車では扉横の柱部分の中央付近から青帯が始まっていました。車内には2等室側と仕切るための壁が設けてあるので、仕切り壁の1等室側に当る箇所から青帯が引かれていたようです。インレタの貼付作業に先立ち、中央の客用扉横の柱の中央付近まで車体色で青帯を塗りつぶしておきました。

 

1等標記は、KATOのグリーン車マークレタリングシート(品番11-387)に含まれる等級表示用の大きな数字(白色/銀色の1と2)で、白色の1を使用しました。車番インレタは、GMの40・42・51・52系(白色)の車両マーク(品番6301)を使用しますが、クロハ69は含まれていないので、文字と数字を適宜組合せることで実現しました。

 

1等標記は、最後尾の客用扉の先頭側にある柱のみに表示されています。ウィンドウヘッダーの少し下に1の頭部分が来ます。

 

車番は曲がってしまうと見苦しいので、客用扉下辺の靴ズリの下側に0.4mm幅のマスキングテープをボディ下辺と平行になるように貼り付けガイドラインとしました。GMの車番インレタには文字・数字の下方にガイド用の白線が印刷されているので、この白線がマスキングテープの下側に沿うようにすることで、車番が程良い高さに並んでくれます。

 

車番は、砲弾型ヘッドライトを装備している車両を、書籍写真で確認できたクロハ69006~69008から、車番インレタにあったクモハ51007の末尾007を使用して、クロハ69007にすることに決定しました。次に69は、クモハ53069から切り出すも貼付準備中に作業机に貼り付いてしまい使用を断念。個別数字の9と、クハ68200からハ6を切り出して順に転写しています。最後のクロの文字は、サロからロを切り出し、クは先程のクハ68の残りのクを利用して貼り終えました。こう書くと簡単なようですが、2晩掛かりで苦心惨憺して仕上げました。車番作業に手間取っている内に、先に貼り付けた1等標記が擦れて毀損するトラブルも発生し、最後に1等標記をやり直す羽目に陥りました。

 

1等と車番のインレタが擦れて剥げないように、屋根板を除くボディ全体に水性の半光沢クリアコートを吹き付けておきました。

 

 

京阪神緩行線の編成に組み込む予定をしている鉄コレの大糸線セットのクハ68(左端)の屋根色を参考に、クロハ69(左側から2番目)の屋根板塗装色を決めていますが、混結予定のTOMIXのモハ72(左側から3番目)と比べるとグレーが明る過ぎる帰来があります。

以前に組立てたGMのクハ68(右端)は、GMのダークグレー(№35)で塗装しており、クロハ69もダークグレーに変更した方が落ち着きが得られそうです。

 

床板は、キットのTc車用の床下機器をそのまま貼り付け、半光沢の黒色スプレー(Mr.カラーの№92)で塗装しました。台車はGMのTR23(品番5024)、カプラーはTOMIX製モハ72と連結することを前提にTOMIXの密連形TNカプラー黒(品番0381)を台車マウントで装着しました。また、ウエイトはキットに添付の物を5mm幅の両面テープで床上に貼り付けています。

 

下回りを仮装着して反対側の側面から見た姿です。まだ窓ガラスが嵌っておらず、窓ガラスの貼付作業性を考慮して、屋根板と床下はボディとはまだ接着(固定)していません。

 

肝心の正面の仕上げがまだ未着手ですが、あと少しで完成します。(続く)

 

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