2019年10月2日水曜日

【スイス紀行2】フルカ峠を越えマッターホルン付近へ

クールから長駆の貸切バス移動。
途中「フルカ峠」という道幅の狭いつづら折りの続く難所があったのですが、鉄路はその峠をトンネルで抜ける新ルートがあり、道路が不通の際には貨車に車を乗せるカートレイン方式をとる事があるそうです。今回は幸か不幸か天気に恵まれてそれは体験できませんでした。

で、そのトンネルが開通する前に使われていた旧ルートが残されていて、夏の旅行シーズンなどには保存蒸機が走るのだそうです。日本国内での山陰本線と嵯峨野トロッコ列車との関係に似ているなぁ…←2020.1追記:この線こそ保存鉄道として名高いフルカ山岳蒸気鉄道です

↓列車こそ見れませんでしたがバスから見えたフルカ山岳鉄道の路線
起点のレアルプ駅

グレッチ駅
画像奥の方から線路がつづら折りで降りてきており、構内にはターンテーブルが見えます

車道のはるか下に見えるムットバッハベルベデーレ駅
留置されている客車が見えています

フルカ山岳鉄道の終点で新線と合流するオーバーヴァルト駅の一角
奥にカートレイン用の貨車が留置されています

参考までに見どころのローヌ氷河↓
温暖化の影響でかなり上の方にしか氷河がありませんが、はるかフランス国内まで流れるローヌ川の源泉です

その手前はドライブインになっており、フルカ山岳線の駅からはだいぶ離れています

さて、レーティッシュ鉄道線はその前後も道路に近づいたり離れたりしますが、けっこうな勾配の箇所があるので断続的にラックレールになっています。
氷河特急と同じような列車が走っているようです。

マッターホルン方面へ向かう途中のStalden Saas(うろ覚え)という町のラウンドアバウント(環状交差点)の真ん中に保存されていた登山鉄道のアプト式機関車↓
都市部を除いて交通量のある交差点はほとんどラウンドアバウント方式で、信号機はほとんど見かけません。

テーシュという町から奥へは環境保護のため自動車が入れないのでシャトル列車に乗り換え
日本の某マッターホルン号の塗装はここの列車がネタ元の様です。
マッターホルンのふもとの町ツェルマットに到着。ここで一泊
↑駅前ロータリー
この街には景観保護のためかこのような鳩時計の様な伝統的な形をした建物しかなく、虫よけのゼラニウムがベランダに飾られて非常に美しい街です。
またこの辺りでは電気自動車が生活の足です。

翌朝
↑朝焼けのマッターホルン
条件がそろわないとなかなか見れないらしいです

ツェルマットの駅から出ているゴルナーグラート登山鉄道で展望台を目指します
ラックレール式なので鉄道ではありえないような角度で斜面を登り、森林限界(標高2,000mあたり)をたやすく超えて次第に荒涼とした風景になり…
ゴルナーグラート駅に到着
少し上の展望台からは西にマッターホルン!

モンテ・ローザ(居酒屋チェーンではない)山と氷河

その左には前の月に24時間テレビで土屋太鳳達が登頂を断念したブライトホルンが取るように見えました

下山途中のハイキングで立ち寄った逆さマッターホルンスポット

ゴルナーグラート鉄道の動画です↓

ツェルマットまで降りたあと、ロープウェイを3本乗り継いでクラインマッターホルン展望台というスポットにもツアーコンダクターさんに連れられて足を延ばします
こちらからは角度が90度変わるのでだいぶ印象の異なるマッターホルンを鑑賞

南側には氷河に積もった雪が残る夏スキースポットがあり、

その向こうの雲海の下はイタリア領。
マッターホルンなどの山を境にイタリア側とスイス側で麓の標高に差があり、その気圧差で雲が発生しやすくてクッキリ山が見えることが少ないそうです。
そんな訳でここまで景色がよく見られたのは相当ツイていたって事らしいです。

ちなみに雪のない部分ではマウンテンバイク(日本で見かけるものよりタイヤが太い)で駆け下りるアクティビティが相当流行っているようで、舗装されていない山道を降りて来るのをよく見ます。

一泊ののち、ツェルマットを離れます。
頭端式のホーム

氷河特急の客車が来ていましたが、乗ったのは行きと同じシャトル列車でふたたびテーシュに戻ります。

ちなみにシャトル列車の車内の一部はスーツケースやマウンテンバイクが載せられるようフラットになっています。

参考:鉄道ファン390号(1993-10)

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