明日10月1日から駅名が変更になる八幡市駅と河原町駅に行ってきました。
名前が変わった駅については今年2月に東寝屋川駅(現・寝屋川公園駅)を訪問しましたが、
今回の変更は個人的にかなりの衝撃だったのでカメラに収めた次第です。
まずは京都府八幡市の代表駅、京阪本線の八幡市駅。
石清水八幡宮の最寄り駅であることを強調するため石清水八幡宮駅に変わります。
同時に男山ケーブルの駅は
八幡市→ケーブル八幡宮口駅
男山山上→ケーブル八幡宮山上駅
となり、石清水八幡宮アピール一色になります。
看板はどれも剥がせる仕様になっていました。
駐輪場の表記はフライングしていましたね。
京阪名物の木津川橋梁を少し撮影し、京都市内へと引き返しました。
祇園四条駅で下車し徒歩で阪急の河原町駅へ向かいました。
人が多かったので地味な写真しか撮れませんでした。
こちらはアナウンスが明文化される形で京都河原町駅となります。
同時に大阪側のターミナル梅田駅も正式に大阪梅田駅となります。
着いたばかりの折り返しの準急を駅名標と共に撮影。
所狭しと「大阪梅田」「京都河原町」の行き先が出されるのも時間の問題ですね。
剥がされる運命にある「梅田」の表示を見ると阪急ファンとして複雑な感情が沸いてきました。
<筆者が駅名変更について思うこと>
ここでは取り上げなかった深草駅、石橋駅、阪神線鳴海駅を含めて「~がある場所だと分かりやすくするため」と変更理由が共通しています。
確かに机上ではこのような変更があった方が便利であることは否定できないでしょう。
外国人観光客が増えた上に大阪万博が決定したことも大きな要因になったに違いありません。
しかし地名や駅名にはやはり地域の愛着というものがありますし、スマホのルート検索がある今わざわざ高額な費用をかけて観光客の機嫌を取る必要性があまり感じられません。駅や町は第一に地元のためにあるもので、その名前を誇りに思い大切にするのは町や駅や地元を大切にしている証なのではないでしょうか。
鉄道会社としては日本の人口が減少に転じ少しでも需要を増やすための苦肉の策だったのかもしれませんが、筆者としては梅田に大阪を付けなければならなかった阪急、私鉄、そして大阪の敗北に思えてなりません。
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