塗装の終わったクロハ69のボディにお化粧(1等標記と車番の貼付)を予定していましたが、屋根板の塗装を先行することにしました。
実は、加工を済ませた屋根板で気になる箇所があったのです。過去に投稿した写真を交えて説明します。
ヘッドライトは、GMキットに付属している砲弾型をそのまま取付けていますが、取付方法が不味くてヘッドライトの保持部分が異様に目立ちます。
取付方法は、屋根板前面に切り込みを入れて、ヘッドライトパーツをそのまま挿し込んで接着しています。
ヘッドライトを横から見るとこんな感じですが、本当はもう少し後ろ寄りに付くのが正しく、屋根板正面に切り込み跡が残るのを嫌って、この位置で妥協していました。
そこで、ヘッドライト下辺に沿って保持部分に糸鋸で切れ込みを入れてから、更に屋根板に沿って切り込むことにより保持部分の前半を切除してしまいました。屋根板表面の切断跡は細い精密ヤスリで表面を仕上げています。この加工により、かなり見映えが改善しました。(屋根板の塗装後に撮影)
ヘッドライトの保持部の加工を済ませてから、屋根板の塗装を行いました。211系5000番台の加工時に試した際に黒味が強過ぎて使用を取り止めたMr.カラースプレーの半光沢ニュートラルグレー(No.13)を吹き付けています。旧国には丁度良い位の色です。なお、ベンチレーターはGMスプレーのねずみ色1号(No.9)で塗装し、メリハリを付けてみました。
屋根板を仮乗せしてみました。良い感じです。
ボディの仕上げ以外に、下回りの組立が未完だったことに気が付きました。(続く)
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