C57180「SLばんえつ物語」
の運行を一手に引き受けているのが
「C57180の配置区」でもある、
JR東日本新潟支社新津運輸区
の皆さんです。
新津運輸区の皆さんの活躍にスポットを当て2回に分け紹介いたします。
1回目は「機関士&機関助士」編、2回目は「整備士&車掌編」です。
機関士・機関助士の運転区間に関する予備知識
C57180の新津~会津若松間1往復の運行に『4つのチーム』が関わっています。
「SLばんえつ物語」の運行では途中で機関士&機関助士は交代、通しの運転はありません。
その運転区間は、
8226レ
1、新津→五泉…五泉から普通列車で帰区。
2、五泉→津川、山都→会津若松…乗務区間外は客車内待機。
3、津川→山都…乗務区間外は客車内待機。
8233レ
4、会津若松→山都、津川→五泉…乗務区間外は客車内待機。
5、山都→津川…乗務区間外は客車内待機。
6、五泉→新津…五泉まで普通列車に同乗し待機。
1と6は別チームで、新津駅の入替も担当。3→4のチームは会津若松駅での入替も担当。2に乗務したチームは5へ。結果4チームでの運行になります。
かつて新潟まで乗り入れていた時は、新潟→津川、津川→山都、山都→会津若松の区分けだったようですが、新潟乗り入れがなくなって、上のようなパターンになったようです。
(機関士さんとの話からまとめたので、聞き違いがあるかもしれません。間違いはご指摘いただければ幸いです。)
22日は“1”のチームと“3”のチームの皆さんとお話し出来ましたので、その方たちの紹介をいたします。
この1、3のチームの方たちは以前から存じ上げていましたが、
フレンドリーに接してくれる素晴らしい方たちばかりです。
チーム1の方たち。
新津運輸区→新津駅の入替と新津→五泉を担当したのが、機関士は「遠藤さん」と「小野澤さん」、機関助士は「中村さん」です。
1、石炭をくべる機関士の「遠藤さん」。
声掛けに笑顔で対応してくれました。
2、ホームには、右:機関士の「小野澤さん」と左:機関助士の「中村さん」が待機。
撮影のお願いに快く受けていただきました。
機関士をお二人紹介しましたが、現在新津運輸区では二人の機関士と一人の機関助士養成を行っています。機関士&助士の養成はマンツーマンで行われているので、教える先生は決まっています。
「遠藤さん」がその見習い機関士で、「小野澤さん」が先生の教導機関士です。
3、席に座った機関士見習いの「遠藤さん」
Vサイン、笑顔で乗務開始です。
定刻に新津駅を発車。順調に運行して五泉到着。
ここでチーム2の乗務員さんと交代。五泉での停車時間は短い為、交代は確認できませんでした。
定刻に津川駅へ。ここでは15分の停車があり。整炭・給水および注油などの整備があります。
ここからは、チーム3の方たちに代わり、整炭作業もこれから運転するチーム3の機関士と機関助士が行います。
4、整炭作業を跨線橋の途中から見学。
二人で力を合わせてかき寄せです。
5、小休止している所で声掛け。ハイ!パチリ
手を挙げているのが菊地さん。笑顔でGood!の柏木さん。
6、整炭・給水・整備も終わって、乗務の準備をします。
左から教導機関士(柏木さん担当)の伊藤(知)さん、機関助士見習いの柏木さん、機関士見習いの菊地さん。
7、菊地さん担当、教導機関士の伊藤(大)さん。
首には見習い機関士の菊地さんがダイヤ通り運行出来ているか確認するタイマー。
8、津川~山都間を運転するのが菊地さんです。
平瀬トンネルはじめトンネルが多い区間になるので防塵のためマスクしています。
チーム3の方たちの乗務は山都まで。山都から会津若松までは客車内で待機です。その間にお話しし、凛太郎君と記念撮影をしました。
9、チーム3の人たちは、会津若松駅の入替も担当します。
私の声掛けに応えてくれました。運転席の菊地さん、その後ろに伊藤(大)さん、少し暗いですが柏木さんもこちらに挨拶してくれました。
こちらの声掛けにフレンドリーに答えてくれる。素敵なスタッフの皆さんに感謝です!ありがとうございました。
以上で「SLばんえつ物語」を運行する機関士・機関助士編は終了です。
次回は“整備士&車掌編”をお届けします。