撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

北陸鉄道 内灘検車区(2019.9.12) 旧京王 モハ8802+モハ8812 留置車

2019年09月24日 22時53分13秒 | 中小私鉄
9/12に、北陸鉄道浅野川線 内灘検車区で旧京王の8000系8800番台を撮りました。
浅野川線が1996年に架線電圧を600Vから1500Vに昇圧された際に、京王井の頭線3000系が譲渡されました。
1996年に2両編成×4編成、1998年に2両編成×1編成が登場しています。
昇圧だけでなく、2001年に予定されていた北鉄金沢~七ツ屋駅間の地下化による車両不燃化に対応することも目的でした。

京王3000系は1962~91年に井の頭線用として登場し、1963年には鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
1962年に登場した第1、2編成は、全長18.2mで裾絞りの無い車体幅2.7mの片開扉車であり、浅野川線では8800番台となりました。
1963年以降に登場した第3編成以降は、全長18.5mで裾絞りの有る車体幅2.8mの両開扉車であり、浅野川線では8900番台となりました。
第3編成以降の両開扉車は、北陸鉄道以外にも上毛電鉄、アルピコ交通、岳南電車、伊予鉄道など多くの地方私鉄に譲渡されて活躍しています。
しかし、第1、2編成の片開扉車は、元々の在籍両数が少なかったことも有り、浅野川線にしか在籍ていません。

1枚目は、内灘検車区に留置中のモハ8802です。
側面扉は片開となっています。



2枚目は、違う場所から撮ったモハ8802です。
車体の裾が真っ直ぐなのが良く分かります。



3枚目は、編成の反対側のモハ8812です。
丁度、架線柱が掛かってしまい、苦し紛れの撮り方です。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。