川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

京成3100形甲種

台風の影響でしょうか、とても強い南風が吹き荒れた本日の川崎界隈。

そんな本日は、昨日愛知県の日本車輛製造から新製出場した京成電鉄の新型車両「3100形」の甲種輸送が、横浜羽沢~逗子の間で行われました。

風は強いですが日差しは出ていたので、私も近場で参戦することに。

 

まずは横浜羽沢駅から新鶴見信号場へ向かうところを、生麦付近で撮影。

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9882レ DE10 1726+京成電鉄3100形3151F

定番の跨線橋がいっぱいだったので、ひとつ横浜寄りの跨線橋から撮影しました。

架線が鬱陶しいですが、まあこれはこれでありですかね。

 

このあとは鶴見川へ移動し、新鶴見信号場から逗子駅へ向かうところを撮影。

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9597レ DE10 1726+京成電鉄3100形3151F

強風によって流された雲により、曇ったり晴れたりと翻弄されましたが、通過10秒前くらいになって雲が抜けて、最後尾以外はなんとか陽が当たってくれました。

 

今回の甲種では、8両編成を5+3に割って先頭車同士をくっつけて輸送されました。

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京成は最大8両で運用されるため、先頭車同士が向かい合うことは通常起こりえないので、甲種ならではの光景となりそうです。

 

車体側面には、装飾が施されています。

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ドア横の赤い装飾は、左から成田山新勝寺」「浅草雷門と東京スカイツリー」「千葉県側からの富士山遠景」を表しており、その上を飛行機が飛んでいるデザインとなっています。

京成電鉄沿線を分かりやすく抽象化した、良きデザインだと思います。

 

京成電鉄のプレスによると、2019年度は2編成を導入予定とのことですが、すでに総合車両製作所製(J-TREC)の3152Fが落成済みなので、今回の3151Fを持って今年度分の増備は終了ということになります。

わざわざJ-TRECと日車で1編成ずつ製作していることから、今年度分の車両は先行量産車的な位置づけなんでしょうね。

 

今回導入される3100形50番台は、成田スカイアクセス線用の3000形50番台(3050形)の増備車という扱いのようなので、デビュー後は京急線にも顔を出しそうですね。

平日夜の三崎口行きにでも入ったら、狙ってみようかと思います。

 

本日の活動は、これにて終了です。