(Pentax K-1・HD PENTAX-D FA28-105mm・F5.6・1/800秒・2019.8.17)
三陸海岸をたどる旅、2日目の8/17(土)。
リアス線の通し列車に乗車中でその7では釜石から宮古まで乗って来ました。
☆三陸鉄道リアス線
(盛)→宮古→久慈 163.0km
さてさて、宮古に16分間停車中。
以前は北リアス線が間借りするような格好でしたが、
今では三陸鉄道本社も移転してきて立場逆転です。
その間に、乗って来た車両が切り離され釜石方へ引き上げてゆきました。
では出発!
しばらくJR山田線と並走して、あちらは左へカーブしてゆきました。
1つ目の山口団地では、可愛らしいものを発見。
駅長さんはお留守のようで見回り中でしょうか?
さて、三陸海岸は宮古湾から北はリアス式海岸ではなく、海岸段丘が続きます。
海辺は鵜ノ巣断崖に代表される切り立った崖になるため平地がほとんどなく、
線路は内陸の段丘面を進むことになります。
4つ目の田老でちょっとだけ海が見えたらまた山中へ。
短いトンネルを3つ抜けるとリアス線最長の真崎トンネル(6,532m)
車体が冷やされて外に出ると一気に窓が曇ります。
宮古までの車窓と違って、トンネル・駅・トンネルの繰り返し。
5,174mの小本トンネルと1,824mの切牛トンネル。
島越到着時には海が見えるはずですが、やはり窓が曇ります。
次の田野畑では海がチラリと見えて、上り列車と行き違い。
ふたたび海からは遠ざかり、連続トンネルの間に
普代、白井海岸と停まってゆきます。
やがてスピードが落ちてきてアナウンスが入り、大沢橋梁でサービス停車です。
沢漁港を見下ろしながら、しばらく太平洋の絶景を楽しみます。
次の堀内でも少し停車時間を取ってくれます。
運転士さんに促されてみなさんホームに降り立ちます。
朝ドラ「あまちゃん」では袖ヶ浜駅としてロケに使われた駅ですね。
このあとも位置的には海沿いを進みますが、海が見えるのはトンネルとトンネルの間。
十府ヶ浦は高い堤防に阻まれて海は見えず、
陸中野田では久しぶりの平地。
そこからは宇部川が拓いた狭い平地を遡ってゆきます。
陸中宇部からは山の中を進みます。
そろそろ下車の支度をしましょう。
久慈の市街地に入ったら、長内川を渡り、
終点久慈に到着。
三陸鉄道リアス線完乗です!
もう少し三陸海岸の旅は続きますが、その前に大沢橋梁で"はしやすめ"です。
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