撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

富山地鉄 稲荷町テクニカルセンター(2019.9.12) モハ10025、モハ16014、デキ12021 留置車

2019年09月22日 14時43分03秒 | 中小私鉄
9/12に、富山地方鉄道 稲荷町テクニカルセンターに留置中の10020形、16010形、デキ12020形を撮りました。
本線 東新庄駅に行く前に車両基地のある稲荷町で、モハ10025+モハ10026+クハ175が朝ラッシュ時の運用を終えて回送され、旧西武レッドアロー5000形の16010形、富山地鉄で唯一の電気機関車デキ12020形と並んで留置される様子です。

16010形は、1969~78年に特急「ちちぶ」用の西武5000系として登場し、レッドアローの愛称で活躍しました。
1970年には、鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞しています。
後継車の登場により1994~95年に引退し、1995年に3両編成×2編成分の車両が富山地方鉄道に譲渡されました。
西武からは車体のみの譲渡で、主要機器は他社の中古品を購入して、稲荷町テクニカルセンターで整備したそうです。
2005年に運用の見直しにより2両編成化されて中間車は必要に応じて増結になり、2010年には中間車は運用離脱しました。
2011年に第2編成が観光列車「アルプスエキスプレス」用に改装され、中間付随車クハ112を組み込んだ3両編成となりました。

デキ12010形は1形式1両の在籍ですが、1958年に黒部川第四発電所建設に伴う資材輸送用に製造されています。
貨物輸送が廃止された現在では保線用の稼働するものの、通常は稲荷町テクニカルセンターに留置されているそうです。

1枚目は、稲荷町テクニカルセンターで並んだ左側はモハ10025、真ん中はモハ16014、右側はデキ12021です。
これで、富山地方鉄道の各形式を一通り紹介することができました。



2枚目は、稲荷町テクニカルセンターに留置中のモハ16014を先頭にした16010形第2編成です。
中間車ですが、形式車番はクハ112です。
休日は3両編成で運用されていますが、平日はクハ112を外した2両編成で運用しています。



3枚目は、モハ16014(旧西武クハ5508)のアップです。
富山地鉄ではクハ112(初代)として1996年に登場していますが、2005年の2両編成化によりモハ16014に改造されています。



4枚目は、デキ12021です。
ピンク色の車体塗装が、武骨な電気機関車らしくなくかわいらしい感じです。






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