上野動物園のモノレールを取材!

今回は11月1日付けで休止されることが決まっている上野動物園のモノレールを取材しに出かけましたのでそのレポートです。
なお、時系列としては「中央快速線209系に乗る!」の後となります。

上野動物園のモノレールについて

まず最初に上野動物園のモノレールについての基本情報を説明してから本編に入っていきたいと思います。
上野動物園の園内を走るモノレールは、人気動物のパンダと並んで上野動物園を象徴すると言ってもいい存在であり、上野動物園を訪れたことがあるという人ならば乗ったことがある人も多いと思いますが、これは単なる園内アトラクションではなく、(鉄道事業法に基づくという意味で)正式な鉄道路線として運行されています。
運行主体は東京都交通局であり、路線名を「上野懸垂線」といいます。

元々は1950年代に当時の市内交通の主力だった路面電車(都電)や路線バスに代わる次世代の交通機関が検討されており、都電については基本は地下鉄に置き換えるものの地下鉄を建設するほどの需要は見込めない区間について新しい交通機関を導入することとされ、その「新しい交通機関」として計画されたのがモノレールだったのです。
当時はまだ研究途上だったモノレールを新しい交通機関として導入することにした東京都交通局ですが、日本車両と手を組み、ドイツの「ヴッパータール空中鉄道」を参考に改良を加えて「東京都交通局式」と呼ばれる独自の形式のモノレールを完成させました。
そして、そのいわばテストコースとして上野動物園内に建設されたのが「上野懸垂線」ということになります。

結局、東京の都市交通としてモノレールが本格的に普及することはなく、東京都交通局として運営する路線ではこの上野懸垂線以外にモノレール路線が開業することはなく、2008年になってモノレールと同じく路線バスと地下鉄の中間という位置づけの交通機関として「日暮里舎人ライナー」が開業したものの、これはモノレールではなくAGTと呼ばれる新交通システムが採用されました。

上野動物園は西園と東園に分かれており、その2つを結ぶ交通機関としてモノレールが存在するわけですが、分かれているとは言っても道路1本を挟んで隣接しており、上野懸垂線も全長332.42m(キロメートルじゃなくてメートルですw)とまさに遊園地のアトラクションレベルの規模となっていますが、経路上に公道を横切る箇所があり、全線が上野動物園の敷地内で完結しているわけではないため、園内アトラクションではなく鉄道事業法に基づく正式な鉄道という扱いを受けています。

これだけのミニ路線ですからもちろん単線で、かつ交換設備もなく単純に1編成が行ったり来たりするだけの運行形態となっており、最高時速20km、全線乗っても1分30秒で終わってしまうほどですw
なお、モノレールとしては言うまでもなく日本最短の路線ですが、ケーブルカーやロープウェイなど広義の鉄道を含めると鞍馬山鋼索鉄道の191mに次ぐ2番目に短い鉄道となります。

その他営業面で特筆すべき点としては、運賃は大人150円、小児80円となっており、PASMOなどのIC乗車券には対応していません。また、東京都交通局が発行するフリー乗車券の対象には入っておらず利用できません。
また、2つある駅のいずれも上野動物園の敷地内にあるためこの運賃とは別に上野動物園の入園料も必要となるほか、上野動物園が休園する日はモノレールも運休となります。

最後に11月1日からの休止についてですが、実を言うと上野懸垂線は車両の更新の度に数カ月間の休止期間を設けており、過去にも3回長期間の休止をしたことがあります。これは実用的な移動手段として利用している人が皆無であり、実質的に園内アトラクションとしての役割しかないから出来るやり方ですね。
今回も車両や施設の老朽化を理由とした休止であり、ならばそんなに騒ぐことはないと胸をなでおろすのはちょっと早いです。
実は休止を告げる公式発表の中に「今後について」という項目があり、当該部分を引用しますと

車両更新等については、これまで検討してまいりました。当該車両は国内唯一の特殊な車両であり製造に3年程度要すること、電気設備等についても今後、大規模な更新が必要なことなどの課題があります。また、動物園全体としての魅力向上に向けた取組も、あわせて考えていく必要があります。
こうした状況を踏まえ、今後の車両更新またはそれに替わる方策については、都民等のご意見を伺いながら、検討していきます。

とあり、今までのように更新後の再開を前提としている雰囲気ではないのです。
車両も老朽化してきたし、軌道などの設備全般も老朽化してきたし、この際廃止にしたいのが東京都交通局としての本音なのではないかとも思えます。
上野懸垂線自体は黒字を確保しており、東京都の財力をもってすれば設備の更新くらい朝飯前にも思えますが、上野懸垂線の場合、国内で他に走っているモノレールとは異なる形式であり、車両から軌道まで全て国内唯一の形式となってしまうため部品の共通化や量産効果による低コスト化も出来ないという事情もあるようです。

このように、廃止が確定したわけではないですが、今年の10月限りでモノレールには一旦は乗れなくなるわけで、再開されなかった場合は10月31日がラストランになってしまうわけですから、興味がある人は急いだほうがいいのは間違いないでしょう。仮に運転が再開されたとしてもその頃には新しい車両に置き換わっているわけで、今の車両とはお別れなのは確定ですしね。

なお、過去にも1980年代に東京都の財政悪化などで交通局にも財政再建計画のメスが入り、モノレールの廃止が計画されたことがありましたが、このときは存続を求める声が多く存続が決定しました。今回も存続を求める声が大きければ再開される可能性もまだ残ってはいると思います。
廃止を避けるためにも特に都民の方は東京都に対して声を上げていく必要があるでしょう。
なお、休止期間中は東園と西園の連絡用に電気自動車を無料運行するとのことです。

いよいよ本編スタート!

2000字をとっくに超えたところでようやく本編ですw
冒頭にもある通り、中央快速線で209系に乗ったあと、そのまま山手線で上野にやってきたところからレポートが始まります。

乗車するには上野動物園に入園する必要がありますが、まずは敷地外から撮影できる場所を探します。


上野公園内を彷徨ったあと、ちょうど西園と東園の間に横切るように通る道路から撮影することとしました。


というわけでやってきました。ここは公道上であり、唯一上野動物園に入園せずにモノレールの姿を見ることが出来る場所でもありますね。


ちなみに、園内へ続く軌道は木々に遮られて見通せません。
これは、車両の撮影をするには困ったことであり、不意打ちで現れる形になるんですよね。
よく耳を澄ませてモノレールの音が聞こえたらカメラを構えるようにする必要があります。


なかなかモノレールが来ないのでマニアックな視点から軌道を眺めてみますw
架線が軌道の下に付いているのが特徴でしょうか。


そういえば、橋脚に”ishikawajima”と表記されていますが、現在のIHIとなる石川島播磨で作られたようですね。


↑ついにお待ちかねのシーンが!
モノレールの通過です。しかも、警笛まで鳴らしてくれましたが、どっかで聞いた音だと思えばJR東日本の特急型車両(E257系とか)と同じ音ですね。


↑反対方向も撮ったら園内に入ることにします。


先程の場所から入園ゲートまでは少しあるので道路を歩いて移動です。
つまりは、上野駅からまっすぐ入園ゲートへ向かうと先程の場所へはたどり着けないので、園外からのモノレールを見たければ少し遠回りする必要があります。


こちらが入園ゲートです。
ここから先は入場料が必要です。今回ははっきり言ってモノレールのためだけに来ているわけで、そのために入園料を払うのはちょっと惜しい気もしますが、上野動物園の入園料は600円(大人一般)とお手頃なのでまあいいでしょう。


入園するとすぐ目の前に不忍池が広がります。


上野といえばパンダ!ということでパンダのオブジェがお出迎えです。
せっかく来たのですから、本物のパンダも後ほど拝んでいきますかね。


道中にいた動物たちに足を止めつつもモノレールの駅の近くまでやってきました。


反対側から


あれが駅のようです。
もうすぐ発車っぽいのでここで待機してモノレールを待ちます。


↑ここでも動画を撮っておきます。


それでは駅のご紹介。
こちらが西園駅です。


少し斜めのアングルから


側面だけ見ると結構大きな駅に見えますね。


入口部分


運行休止の告知が貼り出されていました。


券売機と入場口です。
改札口がなくてそのまま階段になっていたりするあたり、遊園地のアトラクションのゲートって感じですw


注意事項など


切符は1種類しかないので、大人と子供の2パターンあれば事足りるという、おそらく最もシンプルな運賃表ですねw


券売機も非常にシンプルですが、大人、子供それぞれ複数名分を同時購入できたり、大人と子供も何パターンかの組み合わせで購入できるなど、家族連れにはありがたいUIですね。


そして、出てきた切符がこれです。薄っぺらい紙の切符であり、観光施設などにありがちな写真やイラスト入りのカラー印刷ですらなく、申し分程度にペンギンのイラストがあるだけのシンプルな券面です。
あと、ちゃんと購入した駅から反対側の駅までと明記されており、例えば、西園駅で同じ切符を2枚買って片方を帰り道に使うなんてことは出来ないみたいです。
マニア的には見逃せないのが「東京都懸垂電車」という表記ですね。
これがあるおかげで、単なるアトラクションではなく正式な鉄道だと分かります(一般の方にとっては、だから何なんだって話でしょうがw


この手の施設にありがちな宝くじ協会の寄贈であることを示す看板
実はモノレールの車両自体も「宝くじ号」となっており、宝くじ協会の寄贈で導入されています。


階段を上がっていくとこんな場所に出ます。
ここがホームであり、職員の方が切符を回収し改札口としての機能も兼ねているようです。


この日は平日でしたからまだ少ないほうですが、それでも結構な数の利用者が待っていました。


開閉は手動のようですが、ホームドア完備です。


あと、ちゃんと駅名標もあります。
なお、正式には「上野動物園西園駅」というらしいですが、駅名標は「西園」としか書いていませんね。


そして、モノレールがやってきました。


走り装置を拡大
懸垂式モノレールという括りで考えると、上野以外にも千葉モノレールや湘南モノレールといった例がありますが、千葉も湘南も「サフェージュ式」という方式で、走り装置が軌道の中に覆われる形になるため、走り装置をはっきり外部から見られるのは上野式ならではといえます。


終端部はつい撮りたくなりますw


乗り込みました。
ドアはなんというか、鉄道車両らしくない構造ですが、スピードを出さないからこれでいいということなんですかねw


これでも鉄道車両ですから銘板がありました。


路線図の代わりに・・・じゃないですが、西園・東園それぞれに展示されている動物が案内されていました。


望遠で無理やりですが、運転台を撮影しました。
計器類はモニターに集約したグラスコックピットとなっているようで、すっきりした運転台です。


↑それでは出発です。全線車窓動画をどうぞ

モノレールだけに視点が高いのはいいですが、本当にあっという間に終わってしまいますねw
あと、ちゃんとアナウンスがあったのは関心ですが、「まもなく、駅に到着します」という、駅名を言わない仕様なのがちょっと残念・・・w


東園駅に到着です。西園駅では撮れなかった外観など撮っていきたいと思います。
さっさと出ないと怒られちゃうかなと思いましたが、他にも記念撮影している家族連れが何組かいたので便乗ですw


東京都のイチョウのシンボルマークを掲げています。


青い回転灯が付いているのが気になりました。
まるで事業用車みたいですが、何のためなんでしょうね。


現在の車両は開業時から数えて4代目であり、40形と言います。
先代の3代目が30形なので、初代が10形、2代目が20形だと思いたくなりますが、実は初代はH形、2代目はM形というそうで、数字で表すようになったのは3代目からのようです。


ここにも”ishikawajima”の銘板を発見


そろそろ折り返しの発車時間になるようで、係員の方からそろそろ出るように促されましたのでこれにて撤収です。


それでは東園駅のご紹介です。
高架駅だった西園駅と異なり、東園駅は地上駅となっています。


行列が伸びたときに整理するためか、カラーコーンが置かれていますが、ここが駅構内となります。


正面から


立派なゲートが出迎えてくれますが、行列対策かチェーンがかけられて通れなくなっていました。
なお、この時点では係員の方が「今ならすぐに乗れますよ」と呼び込みをするほど空いている状況でしたが、流石にこのままとんぼ返りではつまらないのでしばらく散策します。


モノレールの顔出しパネル


宝くじ協会の看板を撮ったら一旦駅を後にします。
あとは、周辺でモノレールの走行シーンなど撮ろうかと思っていたのですが、どうも東園の方はモノレールが地上を掘割のように通過する関係で園内からモノレールを見られる場所がほとんどなく、撮影は諦めてしばらく動物園の本分とも言える動物を見学することにしました。

しばし動物を見る

当ブログでは既に「けものフレンズ」絡みで動物園をレポートしたことが何度かありましたが、今回は初めて「けものフレンズ」が関係ない記事で動物園のレポートとなります。
まあ、おまけみたいなものなので、そんなに細かくは取り上げませんが、ダイジェスト版みたいな感じでお楽しみ頂ければと思います。


けもフレでお馴染みのプレーリードッグ


動物園の人気動物の筆頭に入るであろう象


トラ


ゴリラ


アザラシ


シロクマ

と、いくつかピックアップしてみましたが、もちろん上野動物園にはこれら以外にもたくさんの動物たちがいます。
なんだかもう終わりという感じの書き方になりましたが、上野動物園を代表するといってもいい動物でありながらまだ見ていない動物がいますね。
最後にそちらを見学してからモノレールに戻るとしましょう。


その動物のいるスペースの手前には行列整理のための柵が張り巡らされていました。


訪問時は夏真っ盛りの7月でしたから気温も相当なもので、熱中症対策なのかテントも張られていました。
平日だからご覧のように空いていますが、これで土日に来ようものなら炎天下の中長蛇の列に並ぶことを強いられるんでしょうね・・・


そんな土日の地獄絵図を想像しつついよいよたどり着きました。
その先に待っているのはもちろん「パンダ」です。(厳密に言えば「ジャイアントパンダ」ですが、長いのでこの記事では「パンダ」で統一します)
上野と青森を結ぶ夜行バスの名称になったりするくらい、上野=パンダというイメージが定着していますが、日本の動物園で初めてパンダを飼育したのはここ上野動物園なんだそうですよ。


こちらがパンダの飼育室です。
なお、列は飼育室の手前で3つに分かれており、車椅子を利用する人など身障者は最もガラスに近い列、続いて小さな子供とその保護者はその次にガラスに近い列(2列目)、そして、そのいずれでもない・・・ようするに大人だけのグループや大人単独の見学者は一番奥の列にされます。


肝心のパンダは奥の方で寝ていて、ガラスに他の来場者が写り込んでしまうわであまりいい写真ではないですねw


その先にももう1頭いて、こちらはキレイに撮れました。
よくテレビなんかで見かける姿に近いのではないでしょうか。


あまりの暑さにダウンしているのか、日陰で寝転んでいるパンダもいましたw
私も日陰で休みたい気分ですが、最後にもう1回モノレールに乗って、撮りそこねた部分など回収してから帰路に就くとしましょう。

再びモノレールで西園へ

上野動物園の目玉のパンダも拝んだらあとはもう一度モノレールで西園に戻ります。
西園と東園の間には歩行者専用の橋も架けられており、ここを通ればお金を払わずに西園と東園を行き来できますが、せっかくですし、もう1回乗ってから帰るとしましょう。


というわけで、東園駅に戻りました。
今度は時間的に動物見学が一段落した人が多いのか利用者も多そうで、ちょっと待ちそうです。


そういえば、時刻表があったんですが、それを覆い隠すかのように運行間隔を示す張り紙がされていました。
正式な鉄道である以上時刻表は存在するでしょうが、一般向けにはあまり開示していないんですかね。
同じくアトラクションっぽい鉄道といえる「舞浜リゾートライン」も時刻表は存在するものの利用者の動向次第で臨時便を出したりして時刻表などあってないようなものだったりするので、それに近いのかもしれません。


そういえば、東園駅ではまだモノレールがいないときのホームを撮っていなかったので撮影です。
懸垂式モノレールなので、ホームと同じ高さには軌道が存在しないため、普通の鉄道や跨座式モノレールとは異なる雰囲気の駅ですよね。


やっぱり撮りたくなる終端部w
それにしても、降ろされる場所がただの床にしか見えないのがすごいですよね。


これって車いす用のスロープでしょうか。
普通の鉄道に比べて車内とホームの段差が大きいのが気になりますが、路線バスでも車いすの乗降が可能なことを考えれば何とかなるんでしょう。


東園駅についてはホームが入り口から見て軌道の向こう側にあるため、ホームへの出入りは軌道を横切る必要があります。
これって言うなれば構内踏切ということになりますが、設備としてはただの床であり、その前後を柵で囲っているだけですから、構内踏切っぽさは全然ないですねw
なお、モノレールの定員を考慮して、乗り切れる人数しかホームへ入れないみたいで、次以降の便へ回される人はホームの手前のスペースで足止めされます。


モノレールを待つ間にまたしてもマニアック視点での撮影ですw


↑入線シーンです。


ここでも外観撮影です。
なんか、西園よりこちらの方が車両は撮りやすいですね。


走り装置


案内車輪


一瞬駅名標かと思いましたが、これ実は車体に描かれているんですw


そして、ホーム上の乗客たちを乗せてモノレールは東園駅を去っていきました。
それに続いてようやく私の並ぶ列もホームへ入れてもらえました。


柱の部分には隣の駅である西園の文字と、かつて所要時間を書いていたであろうかすれた文字が書かれていました。


駅名標は柵に取り付けられていました。
どうしても向こう側で並ぶ人が写り込んでしまう配置なので、この1枚を撮るのにかなりタイミングを見計らう必要がありましたw


そして、次のモノレールが入ってきて乗車です。車内の写真が欲しかったので先頭に並び、外観すら撮らずに乗り込みましたw
鉄道車両の座席配置としては珍しい、背中合わせになるように窓側を向いたロングシートとなっていますが、景色が楽しみやすいようにってことなんですかね。
また、座面は硬いプラスチックであり、クッションすら無いのも乗車時間がごく短いからこそ出来ることですねw


ちなみに、運転台に近い部分はクロスシート配置となっていますが、座面はやっぱりプラスチックですw


運転台の近くに座れましたので運転台を撮影です。
このときは画面は真っ暗ですが、運転士さんがやってくるとモニターにはスピードメーターなどの計器類が表示されていました。


ドア開閉スイッチのようです。
隣りにあるモニターはドア付近の安全確認用のカメラの映像でも映るんですかね。


ゲームセンターにある「電車でGO!」の筐体のほうがよほど立派なんじゃないかと思えるほど簡素ですが、これがマスコンのようです。
制動・力行ともに3ノッチずつしかないですが、最高速度20km/hではこれで十分なんでしょうね。


あと、扇風機も付いていました。
夏場は運転士さんも暑いでしょうしね。


↑さてさて、わざわざ運転台に近いところに座ったのはこれを撮るのが目的でした。
そう、展望動画です。全区間撮っても2分に収まるので容量的な意味で助かりますw

西園駅に戻ったらもうちょっとモノレールを撮影して帰路につきます。


↑西園内からもう1本撮影します。
このアングルだとモノレールの底面がよく見えますが、鉄道車両の底面を見られるのってなかなかないですよね。


↑最後は軌道に並行する「いそっぷ橋」から撮影です。
駅以外では最も近づいて撮れる場所の1つだと思いますが、なかなか迫力のある映像になったかと思います。

と、これくらいで活動終了とします。
実は西園の動物はほとんど見られていないのですが、今朝から活動をはしごしてきたこともあってだいぶ疲労が溜まってきており、そこまでの余裕はありませんでしたw


上野動物園を後にして上野駅に戻ってきました。
そういえば、上野駅って乗り換えではよく使いますが、あまり駅前に出たことはないですね・・・


ホームへ入っての1枚です。
「え?ただの山手線じゃん」と思った方は乗り場案内に注目。
実はこのE235系が停まっているのは京浜東北線が使用する1番線なのです。


幕を見ると「試運転」でした。
山手線用の車両であるE235系を京浜東北線の線路で試運転するというのは腑に落ちない気もしますが、例えば山手線の線路でリフレッシュ工事をする際に一時的に山手線を京浜東北線の線路を使って運転するようなケースを想定しての試運転か、はたまた将来的に京浜東北線にもE235系を投入することを見据えた試運転とかでしょうか。
いずれにせよレアなものを見られました。
これで動画も撮れていれば完璧でしたが、その前に発車していってしまいましたw

都内の単発ネタではありましたが、1万字に迫ろうとしており、これにて記事はシメたいと思います。
この次はまた遠征となりますが、たいぶ活動しながら記事にしていないものが溜まってきているのでぼちぼちペースアップしていかないと・・・と思っています。

~追記~
今回の記事に貼ったモノレールの走行シーン動画(全6本)をyamanomiさんが1本の動画に編集してくれました。
一気に流し見したい方はぜひご覧ください。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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