今日から翌8日の撮影の紹介です。
釜石に宿泊するとなぜか返し8622レを撮る日はという事が多いのですが、
今回は素晴らしいほどのが照りつけ、暑くはなりそうですが、気持ちの良い写真が撮れそうです。
昨日陸中大橋撮影後にロケハンしていて、朝イチは釜石駅発車してすぐの甲子川に渡る橋梁の所で撮ると決めていました。
そこを選んだ理由。
東日本大震災で甚大な被害が出た「山田線」はずっと運休が続いていました。その山田線を「三陸鉄道」が引き継ぐという条件で復旧。
今年の3月23日に「三陸鉄道リアス線」として経営移管されました。
その時に生まれたダイヤで、
リアス線の「2011D」宮古行きと
C58239「SL銀河」花巻行き
の釜石駅同時発車が実現しました。
「甲子川に架かる橋が両線並んでいるので同時に橋を渡る姿を撮ろう」
という「KNさん」の提案でこの場所に来ることになった訳です。
昨日の下見では釜石駅を見下ろす俯瞰撮影との話になりましたが、撮影地に行く途中にがけ崩れがあり復旧工事中。結局そこには行く事が出来ず、「甲子川の橋梁」に決定です。
現地に到着すると先客が一人いて、私たちは2番手でした。その後も3人程やって来て、総勢8人が横一列に並んで撮影です。
皆さんと楽しく会話していると、「釜石駅」を発車する汽笛が聞こえてきました。
願うのは三つ
①さんてつの列車は向こう側なので、遅れるとSL銀河の陰に隠れてしまう。若干前に出てくれるのが理想。
②さんてつには全面広告のラッピング車もありますが、ぜひとも「さんてつカラー」で来て欲しい。
③そして何よりも「C58239」の素晴らしい煙が…。
さて結果は?
1、C58239 8622レ「SL銀河」、三陸鉄道36-700形「2011D」
お!いいね~ ①~③のすべてクリアーがこの時点で見えてきました。
2、徐々にさんてつの「2011D」が前に出てきます。
煙も良くて気持ち良い~~!
3、さらに「さんてつ」の車両が前に出ると。
2両目の車両は36-R形のレトロ調車両でした。
4、「SL銀河」編成が完全に日陰から出る頃には…。
さんてつの車両は望遠側の画角からはみ出してしまいました。これだとウラ被りのようですね
5、広角は真っ青な空に浮かぶ雲を入れて。
広角側では、両方が綺麗に入りました。
※動画です。
これ以上ない条件で同時発車が撮れ、最初から一同大満足で次に向かえます。
釜石まで高速道路が開通した事で「上有住」の駅が非常に行きやすくなり、
「ここからでも追っかけには十分余裕がある」
との事でしたので、「上有住」を目指します。
その様子を次回に。