前回は秩父路を駆るステンレスな車両をアップしましたが、今回は貨物列車たちからです。秩父鉄道は旅客輸送と同じく貨物輸送も盛んですね。そして牽引するカマたちも綺麗に整備されています。

 

 カマは車両前後に小デッキを備える旧型電気機関車風。ただし車体色は趣向を凝らし青、緑、茶色とカラフルでもあります。おでこ2灯も私鉄のカマらしさが出ていますね。三重県の三岐鉄道と同じようですが、私鉄で今も貨物輸送を行っているのは貴重ですね。大方はトラック輸送に変わって衰退しましたが、今はドライバー不足で、環境に優しい鉄道輸送も見直され、一回りして当面は大丈夫かも。

 

 こちらは武甲山からの石灰石輸送のようで、普段コンテナを見慣れたファンも興味深々!?黒いホッパー車に白い石灰石もコントラストが良いです。そして編成エンドに連結するのが一見、「ヨ」の簡易版のような車掌室付きホッパー。実際に車掌は乗車しているのかは解りませんが、夏場の車内は暑そうな!?国鉄時代でもあり得ないゲテモノ風!?そんなカマと彼らからです。

 

                     ※撮影は全てオサさんです。