年越しの際、小田急では毎年終夜運転が行われています。
臨時列車やロマンスカーも運転されることから、撮影をする方も多くいらっしゃいます。

その終夜運転の際、現在は運転されなくなってしまいましたが、通勤型車両を使用した臨時列車が走っていました。
それが初詣&初日の出号で、小田急と東京メトロの千代田線を直通する列車として、1000形を使用して運転されていました。

初詣&初日の出号は、1991年から運転を開始し、小田急における終夜運転の定番列車となっていましたが、2009年を最後に運転を終了しました。
2010年からは、MSEを使用したメトロニューイヤー号が走っており、これが実質的な後継列車となっています。

さて、その初詣&初日の出号ですが、2004年にちょっとした珍事がありました。

20190907_06

カメラを準備して待っていると、入線してきた車両の様子がおかしい。
よく見ると、肝心のヘッドマークが傾いているのです。

傾いているかなとかそういうレベルではなく、明らかに傾いていると分かるものでした。
ヘッドマークの金具が劣化していたとか、多分そういったことだと思います。
これは記憶が曖昧ですが、この時点で後ろにはヘッドマークが装着されておらず、前だけだったように思います。

そして、これには続きがあります。
明日の記事で、それについては書きたいと思います。