JR北海道は快速「エアポート」の輸送力増強策を発表しました。
詳しくは同社のプレスリリースをご覧ください。
→ http://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190911_KO_airport%20powerup.pdf
新千歳空港の利用客は増え続けています。
ファイターズのボールパークもできますし、需要はますますひっ迫します。
快速「エアポート」の輸送力増強は既定路線だったのですが、
その具体的内容が明らかになったということですね。
その中の施策のひとつとして示されたのが特別快速の設定。
朝通勤時間に空港方面へ2本、夜間に札幌方面へ2本の計4本。
これで空港アクセスと沿線利用客を棲み分けます。
空港アクセスと沿線利用客の分離はいいですね。
できれば車両も別にしたいところですが、それは無理。
そしてこの設定、時間的に逆ラッシュだからできることなのかな。
ところでガラッと話は変わりますが、その昔北海道にも特別快速が走っていました。
運行されていた区間は札幌―小樽間、途中の停車駅は琴似と手稲のみ、所要時間は35分程。
また札幌ー岩見沢間にも大麻、野幌、江別のみ停車の特別快速が走っていました。
画像は当時の時刻表から、1973年8月発行の「弘済会の道内時刻表」から。
急行「かむい1号」崩れの特別快速が札幌から小樽まで走っています。
ついでに、その横には旭川ー札幌間ノンストップの急行「さちかぜ」も見えます。
そして岩見沢ー札幌間の特別快速も。
なお当時は小樽方面へは2本、札幌方面へは3本、札幌ー岩見沢間には2往復の特別快速が設定されていました。