サロ110-0番台とサロ111-0番台のクーラーとベンチレーターを、正規の取付位置に修正する加工作業が完了しました。

 

誤った位置に開けていたクーラーの取付穴はプラパテで埋め、ベンチレーターの撤去時に出来た堀り傷は、溶きパテで覆いました。パテを十分乾燥させてから、紙やすりで屋根上面を平滑に仕上げた状態です。

 

クーラーとベンチレーターを正規の位置に取り付けるには、富士川車輌工業製の「クーラー治具ステッカー」(品番6251)を使用します。本来はα-MODEL製のサロ110/サロ111用に設計されたステッカーですが、GM製ボディとも長さが一致しており、そのまま使用できます。

 

ステッカーを外周線に沿って切り離してから、裏面の剥離紙を剥して屋根に貼り付けました。ステッカーに示された円の中心を、押しピンの針先を挿して穴開け時のガイドとしておきました。

 

ベンチレーターはTOMIX製のパーツです。トイレ上は「押込形ベンチレーター(平タイプ・113系用)」(品番PB-101)、側板沿いは「押込形ベンチレーター(斜タイプ・113系用)」(品番PB-102)を使用します。クーラーはKATO製のAU13(品番Z04-013)を使用しますが、TAVASA製の分散クーラー台座(品番PN-005-2)を挟むことにより、クーラーが屋根面から少し浮き上がった状態を表現します。

 

屋根にベンチレーターとクーラーの取付穴を開けて、所定パーツを乗せてみました。ベンチレーター用にはφ1.5mm、クーラー用にはφ2.0mmの穴を開けてあります。手前側がサロ110-0番台、奥側がサロ111-0番台で、屋根上機器の配置位置が異なっていることが良く判ります。

 

側面側から見た感じです。上側がサロ110-0番台、下側がサロ111-0番台です。

 

この後は、塗装を済ませてから車番インレタ貼り付け等の仕上げ作業になります。(続く)

 

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