皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
ひと粒で二度おいしい！動力分割の術！ その5
本日の成果
実は、特別な工作をしているようで
軸距以外はいつもと同じなものですから
弊ブログをご覧いただいている皆様におかれては
既視感たっぷりだとは思うのですけど
いつも奇抜な事ばかり考えるのもナンですし
たまには、普通の工作も記録しておきましょう(^^)
まだ製品として送り出していませんので
タップ・クリックしても
リンク先に飛びませんが(笑)
仮称(99.9％決定)：
「T車集電加工セットN 軸距12.0mm用」
これを台車に装着してしまいましょう。
2両分ですが、
動力台車の反対側に1個ずつですので
1組で足りることになります。
動力も分割したときは
随分トクした感じがしましたが
T台車の加工も2個で済むと
これまたラクした感じがするものですね。
作業はいたってシンプルです。
バネを通す孔は2.1mmほど。
梁の端から1mm位の軸間の中央のところに
まずは針でマーキングします。
続いてそこに、
ひとまわり小さいドリル刃で孔あけ。
今回はたまたまピンバイスに挿してあった
1.0mmを使いましたが
これは孔の位置を決めやすくするための下穴ですので
適度な細さなら何でもいい気がします。
続いて2.1mmのドリルで最終的な孔をあけました。
2.1というのは
2.0mm径のバネがスポスポ通る大きさ、
という意味ですので
2.0mmのドリルをしごいて
孔を広げるのもアリかと思います。
なお、最初から一貫して目分量ですので
孔の位置は多少は中心からズレてますが
これくらいなら全く問題ありません(^^)
最後に、内側のカドにある
三角形の補強板のようなものを切り取ります。
これも適当で充分です。
これから装着する「台車集電板」が
当たらなければOKというだけです。
加工は以上ですので
あとは組み戻して完成です(^^)
なお車輪はカトーの11-605を使います。
車輪が薄くてかっこいいだけでなく
その分、ピボットに至る車軸が長いので
「台車集電板」を嵌めやすいんです。
当店製品は、
この車輪を使うものとして設計しています。
ちなみに色違いの黒染め車輪でも勿論OK、
どうしても鉄コレ純正を使う場合は
台車集電板の車軸部分を削ると
入らないことはありませんが
ちょっと転がりは悪くなる可能性が高いです。
まあ、それだけの作業ですので
慣れていなくても30分程度で出来るかと思います。
で、忘れないうちに
動力台車にもレリーフをはめておきました。
脈絡がなくてすみません(笑)
こんな感じで、
台車枠に孔をあける事に躊躇する方も
少なくないとは思いますが
少しずつステップを踏めば失敗しませんし
多少ズレてもいいように、
台車集電板を設計していますので
一度成功なされば安心できると思います。
まだチャレンジなさった事のない方にも
ぜひお試しいただきたい工作です（＾ｖ＾）
明日は補重と試運転の予定です。
今度は気動車っぽい加速が出来ないかもしれません(笑)
ではでは(^^ゞ
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