前回、エレンナゴッソカフェ107、のオープンをお知らせしました。当日は晴れたようですが、すぐにあの台風15号!、翌日は大丈夫でしたでしょうかね。
で、色変わり電車の撮影分のご紹介が後になってしまいましたので、本日、掲載いたします。
まずはデハ109号。オールグリーン色に変身した車です。
2019/09/06撮影 箱根登山鉄道大平台 デハ109
109号は両運転台車ですのでサンナナコンビ無き今、旧型車3連運行時以外はもっぱら同じ両運車の108号とコンビを組んでいます。
両車ともどちらでも位置替えができますので、この時は強羅側に付いていましたが、小田原方に付くこともありそうですので、ポイントのバリエーション撮影が可能では。
〃 彫刻の森
〃 大平台
予想通り、グリーンボディには深緑が良く似合います!。ということは紅葉もバッチリではと思うところです~。
〃 大平台 デハ106号
以前の塗色のリバイバル塗装です。今回で二回目となります。以前は3年前に廃車になった110号が纏っていました。
〃 宮ノ下駅 アレグラ3001&デハ106
これからの主力車両となるであろうアレグラとのツーショット。ですが、彼らがリバイバル塗装を纏うのは、ちょっと難しそうな気もします。
〃 宮ノ下駅 デハ104運転台越しのアレグラ
こんなカットが撮れるのも旧型車のみ。しかも、夏場で運転台窓を開けたときのみしか見られませんね。大きなハンドブレーキ装備の電車も現役組では、もう他にはいないのでは。
〃 塔ノ沢駅
箱根登山線のトンネルはどれも開業当時の物でレンガ+石積みなんですが、ココだけは回収されていてコンクリート製です。ホーム延長時に湯本側のポイントをトンネル内に移設せざるを得なかったためでしょうかね。
〃 宮ノ下 デハ104
こちら側は当初からトンネル内にポイントがあります。ホーム側トンネル開口部だけ単一複線構造のレンガ/石積のポータルです。単一複線構造のレンガ積みポータルは珍しいですよね。
トンネル内がすでに急勾配ですから走っている電車の最後部/最前部を見通すことはできません。3連列車だと80パーミル勾配で先頭後部運転台間で3mの高低差が生じているそうです。
〃 大平台 デハ104
「色変わりメンバーしか出さないの~」なんて104/108号の声が聞こえてきそうでしたから一応撮影しました。今や以前の一般塗装を纏うのはこの104号だけになってしまいました。
〃 箱根湯本駅 デハ108号
以前は変形塗装で一番人気?だった108号。金太郎の腹掛け塗装です。でも、今、金太郎の腹掛け、と言ってもわかるのは老鉄の方々だけかも。旧型3連運行時には108か104号のどちらかは、パートナーがおらず昼寝となります。
ウィークデーにはこうして2連運行ですので、よほどのことが無い限り旧型車全車を撮影することができます。特に彼ら4両は非冷房(扇風機まで無い!)ですので運転台窓を開けた夏しか見られない、ちょっと変わった表情も撮影できます。
乗ると多少暑いですが、今では自然の風を感じながら乗れる列車はほとんどありませんので、これからの季節は箱根も良い季節となりますので、気持ちいい爽やかな「乗り鉄」を味わうことができます。
開けた窓から景色を眺めるには良い季節になりますね!。