ダブルデッキトラス691
 

阪急電鉄千里線 淡路駅付近
(PENTAX K-5Ⅱs・smc PENTAX-DA18-135mm・F3.5・1/10秒・2019.9.10)

 


さて、旅記録183号車が続いていますが、
今日は、9/9(月)の終電から9/10(火)の始発までの間に行われた、阪急千里線のダブルデッキトラス架設工事の様子をお伝えします。


架設の工程予想は第92回その2でご紹介してますが、おさらいしておきましょう。
工程1工程2
①おおさか東線南側のラーメン橋上で手延べ機の組み立て
②「Rc136」から仮ベントを挟んで「Rc137」手延べ機をへ送り出し
③本桁をラーメン橋上で組み立てて手延べ機と接合
④本桁の送り出し
⑤「Rc137」側で手延べ機を解体撤去
⑥本桁ジャッキダウン
⑦仮ベント解体撤去
⑧本桁の本設置後に前後部分の上層階構築

第95回で詳しく判明したので修正してます。ご参照ください。

今回の作業は②の部分です。
京都線の終電の少し前に現地に到着。最終列車となる回送を見送ります。
ダブルデッキトラス516ダブルデッキトラス589
送り出し側となる淡路方の「Rc136」と、京都線を跨いで構築された仮ベント。
ダブルデッキトラス637ダブルデッキトラス647

作業員の方々が出たり入ったりされてますが、なかなか始まりません。
ダブルデッキトラス651
1時半を過ぎてカウントダウンの声が聞こえてきて、静かに手延べ機が動き始めました。
ダブルデッキトラス655



送り出し工程をタイムラプスでまとめてみました。
作業時間が不明なため25秒間隔で始めましたが、途中から15秒間隔に縮めてます。
撮影枚数は130枚。ただし尺が短すぎたためコピーして260枚としてます。
ダブルデッキトラス663

送り出しの動力には油圧ジャッキが使われているので、発電機の音が若干聞こえてくる程度で、

静かに静かに送り出されてゆきます。

開始から約20分で営業線上空へ手延べ機先端が到達。
ダブルデッキトラス668
あともうちょっと。
ダブルデッキトラス679
開始からほぼ30分で東側の先端が仮ベントへ到達、さらに3分ほどで西側も到達しました。
ダブルデッキトラス684ダブルデッキトラス688
仮ベント側からはカチャカチャ、トンカンと器材の音が聞こえてきますが、なんとなく場の空気が緩んだように感じたら、

「Rc136」側から作業員さん数名が降りてきました。
どうやら、今回はここまでの様子。

グーグルマップで簡易計測したところ、距離は約30m。
おおよそ分速1mで送り出されたことになります。

千里線の千里北陽踏切から。
ダブルデッキトラス686ダブルデッキトラス682
最後は京都線の善隣社踏切から。
ダブルデッキトラス692ダブルデッキトラス681

本桁架設まで、何回かに分けて作業が行われるようです。

 

 

 

 

----------See you next♪----------

 


1回目から12回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
13回目から24回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
25回目から36回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
37回目から48回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
49回目から60回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
61回目から72回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
73回目から84回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。


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