撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

広島電鉄 江波車庫(2019.9.7) 旧大阪市電 913 留置車

2019年09月10日 22時47分20秒 | 路面電車
9/7に、広島電鉄 江波車庫で旧大阪市電2601形の900形を撮りました。
2601形は、1955~61年に木造ボギー車1001形、戦前に作られ戦災復旧車の多かった861形、868形、阪堺電鉄(新阪堺)引き継ぎ車で市電の標準車体でなかった1201、1301、1401形の台車や電気部品を流用し、PCCカー3001形と同様の車体へ乗せ替えにより登場しています。
114両も登場し大阪市電各線で活躍しましたが、ワンマン仕様であった14両が1968年に広島電鉄に譲渡されて、1969年に登場しました。
900形は昨日も紹介しましたが、引退が進んで現役で活躍中は912~914の3両だけになりました。

この日は土曜日だったため、平日の朝ラッシュ時に運用される車両を本線で見ることが少なかったです。
そこで、江波車庫に行ってみたところ、車庫内に留置されているのを見掛けました。
停車位置の関係で、江波車庫に隣接する自転車置場からフェンス越しに撮ることができました。

1枚目は、江波車庫の構内に留置中の913です。
旧大阪市電では2638で、木造ボギー車1001形の部品流用車です。
1001形は1922~24年に、旧1081形として登場しています。
どの程度の部品が残っているのかは分かりませんが、100年近く利用されていた部品もあると思われます。



2枚目は、913の反対側です。



3枚目は、913を引いて撮った様子で、旧京都市電1911、1912と縦列駐車状に留置されていました。



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