写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第981列車 「 鬼太郎in京都!ゲゲゲの配給列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

学生時代に学内の図書館で読む雑誌に、ダ・ヴィンチ

いう誌名の雑誌がございました。

 

本の紹介をするという濫読なマニア向けの雑誌で

ございまして、活字中毒だった私はここで紹介された

面白そうな本を見つけては、そのまま学内の図書館へ

蔵書依頼を出し、ほぼ毎回タダで読書の機会を得て

おりました。

 

そんな本の中に、京極夏彦のデビュー作でございます

姑獲鳥の夏」があります。

 

今でも暇な時にシリーズを読み返しているのですが、

戦後まもない昭和時代を背景に、妖怪をテーマにした

推理小説の体を取るライトノベル、でございまして

大変面白く楽しませていただいております。

 

子供の頃は水木しげる先生の描く妖怪の姿に

慄いていたものでございますが、大人になって

民俗学や土着信仰の側面から見る妖怪の姿は

当時の暮らしや世相を凝縮した様で、大変興味の

深いものでございます。

 

 

さて、今回の更新はそんな妖怪の姿を今に伝える

妖怪宣教師の様な存在でございました、水木しげる

先生の故郷である境港市を走ります境線から、

鉄博の展示の為にやって来ましたキハ40形の

鬼太郎列車を撮影しておりましたご報告となります。

 

 

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2019-09-05 配9712列車  三田

DD51 1109に牽引されて深夜の三田駅に停車する

鬼太郎列車でございます。

 

7日から12日まで、京鉄博で展示される為に

関西へとやって来ました鬼太郎列車。

 

展示中は車内も含めた見学が

可能なのだそうでございます。

 

 

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2019-09-05 配9712列車  三田

引いた構図でもう一度。

 

停車時間が極めて短いため、表題とこの2枚を

撮影するだけでタイムアップでございました。

 

 

長時間露光を行うのに必要な三脚という

機材がございます。

 

私の三脚は学生時代に購入した古い安物でして

脚のストッパーが破損しており伸ばす事が出来ません。

 

その為ローアングル限定の撮影になっております(汗)

 

長時間露光の撮影でアングルが変わっていれば、

三脚を買い替えたと思っていただければ。

 

 

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2019-09-05 配9712列車  市島

バックショットでございます。

 

行先方向幕が米子になっておりますね。

 

 

実はこの日はまず、福知山線市島駅

布陣しておりました。

 

ここで撮影しようと思っておりますと、釜の

停止目標がホームから飛び出た随分と前の方に

設定されている事を教えて頂きました。

 

そこで撮影をバックショットに絞り、撮影後すぐに

三田へ向けて移動したのでございます。

 

幸いこの日の配9712レは途中停車駅が多く、三田への

追っかけも無難に出来まして表題の撮影が叶いました。

 

 

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2019-09-05 配9712列車  市島

オマケ。

 

市島にて、入線を捉えようと試みました

結果でございます。

 

釜番こそ何とか判読できなくはない、という

駄ショットでございましたのでオマケ落ちに

なっております。

 

1/10でシャッターを切ったのですが、

カメラ自体が盛大にブレてしまいました…

 

これは妖怪の仕業でしょうか…

 

 

この翌日、朝の内に向日町から梅小路まで

配給されたのですが、そちらは残念ながら寝坊を

噛ましてしまいまして不参戦となりました。

 

今回の往復で唯一日中に撮影出来ます機会でしたが

まさかの起床事故となりました…

 

やはり妖怪の仕業でしょうか…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!