台風の影響で首都圏の鉄道路線は軒並み運休中。ただいま自宅待機中です。
さて、弘前往復に使った「大人の休日倶楽部パス」の有効期間4日間のうち、1日分が残ったので、有効活用。
勤務時間後に向かったのは…。
JR鶴見駅の鶴見線乗り場。
ここに来たのは、旧国鉄乗りつぶしを始めたばかりの中学時代以来だから、40年近くたっている!
ガラガラの電車に乗っていると…。
車窓に海。いや、運河かな?
終点、海芝浦駅。
東芝の工場に直結し、一般の人は改札外へ出られない、首都圏の「秘境駅」として有名。
晴れていれば夕陽がきれいらしいですが、この日は残念、こんな曇り空でした。
この海をしばらく眺めていたいが、そうもいかない。5分後に折り返す鶴見行きに乗ります。これを逃すと次は1時間以上も後。
そうそう、ここに来る列車に乗るのもけっこう綱渡りでした。
鶴見線本線と合流する浅野駅で下車。
味のある、いい駅です。乗客はいません。これで横浜市内とは。
本線と、海芝浦へと分岐する支線との間にホームと駅舎がある、変わった形をしているのも、マニア心をくすぐります。
扇町行きの到着時刻が近付くと、どこからともなく数人の乗客がやって来ました。
帰宅時間帯ではありますが、列車内には空席が目立ちます。
浜川崎駅で下車。
いったん駅の外へ。
鶴見行きが到着。扇町行きよりは乗客が多かったかな。
この後、賑わう立ち飲み屋を横目に、細い道路を渡り、「もう1つの」浜川崎駅へ。南武線の支線の駅です。ここに来るのも約40年ぶり。
南武線の本線と接続する尻手駅へ行き、混雑する本線の列車に乗り換えて帰途につきました。
帰宅時にちょっと遠回りして楽しんだ、首都圏「ローカル線」の旅でした。