先回の続きで、113系グリーン車加工の残作業に着手しました。

 

サロ110-301(元サロ181)は、金属製ドアにメタルプライマーで下塗りをします。今回はスプレー式のミッチャクロンを使用するため、ドア周辺をマスキングテープで覆っています。残るボディ側は紙でマスキングします。

 

裏面側のドア周辺も同様にマスキングしました。塗布するメタルプライマーが乾いてから白色スプレーで全体を再塗装し、表面の平滑性を確認して湘南色の塗装に移ることにします。

 

 

サロ110-306(元サロ183)は、特急色塗装されたボディをビニール袋に入れ、この中にプラシンナーをボディ側面が浸かる程度流し込んで攪拌することにより、20秒位で赤色塗装が綺麗に剥離できました。直ぐに水洗いして乾燥させてあります。この方法ではクリーム色がまだ残ったままですが、シンナープールやIPAに長時間浸けるよりも効率的で、何よりも素材を劣化させずに済ますことが出来ます。

 

妻板を残してドアのある側板のみ貼り替えているため、妻面にも継ぎ目がありますので同様に溶きパテで処理します。

 

隙間には溶きパテを2度塗りして、パテが乾燥してから紙やすりで表面を整えますが、この際にボディ全体も紙やすりで軽く磨いて残ったクリーム色塗料を除去してしまいます。その後、白色スプレーで下塗りします。

 

サロ110-357(元サロ481)は、サロ110-306と同様にして特急色の赤色を剥離しました。やはり増設したドア横の継ぎ目が目立ちますので、同様に処理します。

 

元々のドア部分はステップがありドア下辺を切り取って嵩上げすると共に、ドア点検口の部分も切り抜いて上下反転して接着したため、継ぎ目が目立ちます。ここも溶きパテでの処理が必要です。

 

継ぎ目に溶きパテを二度塗りして乾燥中です。

 

ドア点検蓋を埋めないように、周辺の継ぎ目に溶きパテを流し込みました。

 

今回の作業は下地処理ばかりで面白味がありませんが、次回は残ったサロ110-0,サロ111-0の加工をする予定です。

 

【関連記事】

 KATO 113系グリーン車 加工中に奈落の底に!

 GM 113系グリーン車 サロ110・サロ111は加工完了

 GM 113系グリーン車 サロ110・サロ111の加工

 KATO 113系グリーン車 加工を再開

 KATO・GM 113系グリーン車 滞っている加工・改造の再開

 KATO 113系グリーン車のサロ125に化ける

 KATO サロ110-501に格上げ完了

 KATO サロ110-501は完成の域に

 KATO サロ110-501の仕上げに着手

 KATO 再塗装したサロ112の仕上げ

 KATO 塗装してみたサロ112・サロ110-501

 KATO サロ110・サロ112用塗料の調色

 KATO 113系グリーン車への塗装変更

 KATO・GM 湘南色になる筈の車両たち

 KATO製サロ152を塗る変えたサロ112 (2)

 KATO製サロ152を塗る変えたサロ112 (1)

 覆面をしたKATO製のサロ152

 KATO サロ112への塗替用にサロ152を追加購入

 GM 113系グリーン車 サロ110・サロ111の課題解決

 KATO 113系グリーン車 サロ110-357への改造(加工2)

 KATO 113系グリーン車 サロ110-357への改造(加工1) 

 KATO 113系グリーン車 サロ110-357への改造(検討) 

 KATO 113系グリーン車 サロ110-306への改造(加工)

 KATO 113系グリーン車 サロ110-306への改造(検討)

 KATO 113系グリーン車 サロ110-501の加工再開

 KATO 113系グリーン車 サロ110-501の小加工継続中

 KATO 113系グリーン車 改造したサロ110-501の変なところ

 KATO 113系グリーン車 サロ110-501への改造(3)

 KATO 113系グリーン車 サロ110-501への改造(2)

 KATO 113系グリーン車 サロ110-501への改造(1)

 KATO 113系グリーン車 サロ110への改造に着手

 KATO 113系グリーン車 サロ110への改造の課題

 KATO 113系グリーン車 化けサロ110の元ネタ車両

 KATO 113系グリーン車 化けサロ110の正統派

 KATO 113系グリーン車 化けサロ112

 GM 113系グリーン車 化けサロ110の前哨戦

 KATO 113系2階建てグリーン車

 KATO 真っ白なお化け サロ110-301