（Pentax K-1・HD PENTAX-D FA28-105mm・F8.0・1/250秒・2019.8.16）
三陸海岸をたどる旅。1日目の8/16
その2では、石巻周辺で撮り鉄しながら前谷地までやって来ました。
☆JR東日本気仙沼線
前谷地→柳津 17.5km
さて、前谷地までやって来ましたが、もう1本撮るつもりっだった石巻貨物もウヤのようで、時間が余ってしまいました。
こぢんまりした駅舎にしっとりと小雨が降り始めてます。
「谷地」とは湿地を表す言葉だとか。
付け替え前の北上川の下流域に位置する一帯、太古の昔はさぞや暴れ川だったこの地は、
いまでは穀倉地帯となってます。
駅前には、BRTの乗り場もあります。
柳津まで鉄道で行ってBRTに乗り換えるのと、気仙沼までBRTで直通するパターンがあります。
雨で動けませんし、食糧も調達できていないので、柳津行きの時間までテラスの下でぼ～っと過ごします。
車両のドア扱いがあったのでホームへ。
さらに20分ほど待って、前谷地をあとにします。
出発すると石巻線はまっすぐ進み、こちらは左へカーブ。
石巻線の曽波神から前谷地の区間もそうでしたが、ただただ田園風景が広がってます。
和渕を過ぎて江合川を渡り、のの岳を過ぎて迫川を渡ります。
それぞれ旧北上川に合流します。
まだまだ広がる田んぼ。
やがて、ゆったりと流れる北上川本流を渡り、
20分ほどの乗車で柳津に到着です。
☆JR東日本気仙沼線
柳津→志津川→(気仙沼) 55.3km
駅前にはバスが2台待機中。
4年前の旅記録154号車のときにはなかったBRT用のホームからバス旅がはじまります。
当時は国道45号線を走りましたが、今回は平成30年に整備された専用道を進みます。
陸前戸倉を通過し、
ほどなく志津川湾沿いに出てきました。
もともと鉄道の路盤を利用したBRT専用道。道路幅は単線時代とほぼ変わっていません。
そのため、駅間には行き違いのための待避所が設けられています。
さっそく海岸沿いから離れた地点で上り便と交換がありました。
陸地が海まで迫る区間。高台を専用道で進んでゆきます。
穏やかな志津川湾ですが、小雨なのが残念。
南三陸町の市街地に近づいてきて、専用道からいったん国道へ出ます。
途中ですが、その4へ続きます。
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