こんにちは。今日は昨日の続き、板谷峠のスイッチバックです。

 

前編の最後、庭坂駅でおばさんの”説明会”をそっと撮影した後、429レに乗車し板谷へ向かいました。

バック運転で板谷駅に到着した429レです。この駅の風景、懐かしいですねー。”スイッチバック最後”ということか、多くの方がホームに出られています。

 

”山男”EF71 10[福]の顔をアップで,,鼻筋の通った精悍な顔立ちでした。最近の鉄道車両は奇抜なデザインが多いように思いますが、私は今でもこういうのが好みです。”国鉄型”の良いところでもあると思います。機関車の検査表記は”63.5 郡山工” 昭和~ですね。

 

私はここで下車し、駅前後で客レの撮影へ。

峠(駅)方面から上り426レがやって来ます。EF71 8[福]牽引。50系2両編成は寂しいですね。

 

左奥のスノーシェルター先が板谷駅。停車、乗降を終えた426レは推進で発車、そろそろとバックして来ます。

 

折返し線に入って停車、向きを変えて本線に入り赤岩方面へ去って行きました。EF71のパワーからして勾配の本線上折返しでも十分だったでしょうが、この時はまだ折返し線入線の手順は守られていました。

 

続いて板谷駅の赤岩側へ移動し431レを撮影。EF71 14[福]を先頭に50系2両をナナイチが重連牽引。パワーを持て余したことでしょう。ここまでは庭坂から続く単線扱い、下りは右側通行の逆走状態でした。

 

スイッチバックして停車している間に、徒歩でも駅横を通って峠側へ先回りが出来ました。

板谷の駅を発車してくる431レです。この後作業員さんが立たれているシェルターの中にホームが設置されたことでしょう。勾配の途中ですが停車列車は50系2~3両と軽い短編成ばかりなので、加速減速に問題は無かったんでしょうね。今もこのシェルター内ホーム、位置は変わっていないと思います。

 

ここからはまだ本来の複線で左側通行、軽々と走り去ってゆきました。

機関車2両のみのアングル、続く客車2両が写らなかった方が迫力感が出たかも..です。

 

前編から続いたこの日が板谷のスイッチバック最後の撮影でした。まだ学生時代、数回撮影に行けただけで終わってしまいましたが鮮明に記憶に残る光景でした。客レの乗客も撮影の方も多かったと記憶しています。

スイッチバックはこれでおしまいでしたが、EF71,ED78牽引客レの活躍はこの先約1年続きました。

この後も数回撮影に出かけています。

今も旧ホーム跡が残っていたりするようですね。機会があったら行ってみようかな。

赤岩駅全列車通過になり、事実上行けなくなってしまったのには驚きましたが..

 

以上2回にわたった板谷峠ネタ、最後までご覧いただきありがとうございました。

(撮影 90/08 奥羽本線 赤岩-板谷、板谷-峠)

 

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