TRAIN SUITE 四季島～1泊2日コース乗車記第6章　上野へのラストスパート

5章立てでお送りしてきました四季島1泊2日の旅旅行記も終わりが近づいてきました。

会津での下車観光を終えて11時過ぎに会津若松駅へ。スイッチバック式の駅に四季島が入線。

ホームでは歓迎イベントも開催されていました。今回の1泊2日の旅では、1日目のワイナリー巡り時のワイン(車内受注制後日発送)、夜の姨捨特設売店、2日目の喜多方自由散策、鈴善漆器店でのお土産購入のほかに、沿線の特産品を活用した四季島土産が沿線マップと併せて多数付いていました。

　中にはお店の方の手作り品も・・・限られた時間で巡ることのできる店は限られているため、四季島乗車記念品として地元の特産品を楽しめるのは良い取り組みだなぁと。また沿線マップ付なのでまた旅行するきっかけにもなりそうです。

さて会津若松駅からは引き続き磐越西線を上ります。四季島1泊2日コースでは唯一の車内ランチです。宇都宮のオトワレストラン監修のフルコースを、磐梯山をのぞみながら頂きました。車内の料理は、四季島・瑞風共にまるで芸術作品のような料理でどちらも甲乙が付け難いぐらいおいしかったです。

ランチタイム後はラウンジカーで一休み。郡山駅では12系臨時快速　花めぐり号が停車していました。美味しい料理を堪能してきた2日間でしたが、最後は喜多方ラーメンで〆ました。食事メニューでは他に、白石のうーめんや、通信販売でも販売中のキーマカレーを頂くことができます。・・・まぁ通常の食事メニューだけも満載でしたが(汗　東北本線を順調に上っていきいよいよ首都圏へ。最近の車両では珍しく黒磯駅終点方のデットセクションでは、車内灯が一時的に消灯していました。最近では普通電車でもデッドセクションで消灯しないですが、DCモードもある四季島で、デットセクションでの消灯とは違和感が若干ありました。

　宇都宮駅辺りからは見慣れた景色ということで、個室へ戻り一休み。かつて乗車した北斗星を思いだしつつ、JR宇都宮線を上っていきました。四季島のツアーは全て上野駅発・上野駅終着のコースとなっていて、1日前に出発した上野駅13番線に帰ってきました。

　上野駅到着後は、旅の振り返りを兼ねたパーティーがあり、クルーとの語らいやプロカメラマンによる写真のスライドショー、回送列車となった四季島のお見送りが行われました。　1泊2日の四季島の旅でしたが、あっという間の2日間であると同時に充実した2日間となりました。価格が高くなかなか乗車することは難しいですが、価格に見合ったサービスが提供されているなぁというのが正直なところです。その他、感じたことなどは瑞風との比較記事で紹介していきたいと思います。

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